瑞穂野のトンボ  TOPへ    
       
 

 ハグロトンボ
 ハグロトンボは日陰によくいるトンボで、瑞穂野で見られる代表的なトンボです。私達の家の日陰にもよくいます。
とても逃げ足が速いので写真を撮るのに苦労しました。

  生息地は東アジアや東米、日本。国内では、九州、四国、本州に生息。瑞穂野に多く見られるのは、瑞穂野の環境が、ハグロトンボに合っているからだと思っています。2年生の調査によると、鬼怒川や地区内の小川で成虫になっているようです。


写真に写っているのは、ハグロトンボのメスです。見分け方のポイントは体色です。オスは、全体的に黒く、緑色の金属光沢があるのに対し、メスは黒褐色です。ハグロトンボは他のトンボとちがって、空中でホバリングせず、蝶のように、ひらひらと舞うように飛びます。ヤゴは体長22ミリメートル~26ミリメートルほどで、体色は淡い褐色です。

 

 

シオカラトンボ 
 シオカラトンボは、湿地帯によくいるとんぼです。生息地は日本全土のほか、ロシア、韓国、中国、台湾などです。瑞穂野では、水田の上にいっぱい飛んでいるので、写真は撮りやすかったです


 オスとメスでは、老熱するにつれてちがいが分かってきます。オスは老熱すると体全体が黒くなり、胸部~腹部前方が灰白色の粉で覆われます。これこそが名前の由来なのです。

 


 
ムギワラトンボ
 ムギワラトンボは、シオカラトンボのメスと、未熟のオスのことです。生息地は、全国の里山の水辺などです。
  見られるのは、4月~10月です。
  瑞穂野では、水田付近で見られます。

 

ノシメトンボ
 ノシメトンボは池や沼に発生し、6月から11月に見られます。
  
 オス、メスともに羽の端が黒褐色です。北海道・本州・四国・九州・対馬に分布しています。瑞穂野ではよく見られます。


  下の写真は、交尾中のノシメトンボのペアです。

 

ナツアカネ
 アキアカネに似ていますが、胸の模様がちょっと違います。
平地の池や沼、水田になっせいし、6月中旬から晩秋まで見られます。
北海道・本州・四国・九州に分布します。


瑞穂野では、夏から秋にかけて、大量に飛んでいる姿を見かけます。
 空を見上げると、アカネがいっぱい、という日もあります。

 

アカネの仲間
 羽の模様や、色から、アカネの仲間だと思います。


参考ホームページ : ウィキペディア