学校日記

科学クラブ 「空飛ぶ電気クラゲ実験」

 昨日の科学クラブの活動では,静電気の力を利用した実験にチャレンジしました。   
 クラゲは海の中でプカプカ浮かんでいるイメージですよね。そのクラゲのような動きを,静電気を使った実験で再現してみました。
 
 まずは,全員がプラスチックの下敷きで頭をコシコシこすると・・・摩擦で静電気が起こり,髪の毛が逆立ちました! やったことがある人も多いと思います。この静電気を利用して,いよいよ実験開始です。
 用意したものは,長いゴム風船とスズランテープ。スズランテープは,20センチくらいの長さに切り,テープの一方をしばって、もう一方を細かく裂きます。ゴム風船は,膨らませてから服(脇の下)でこすります。すると下敷きの場合と同じように髪の毛が逆立ちました。静電気,発生です。

 次に,テープのひもを一気に放り投げると,テープに発生した静電気の力で,ひもはクラゲのように開きます。ここに風船を近づけると,静電気で反発し合い,ふわふわ浮いて落ちてきません。
 
 着ている服の素材によっても,静電気が起きにくい・起こりやすいがあり,うまく浮かないことも。どうすれば「空飛ぶ電気クラゲ」になるか,いろいろな物(素材)でこすってみました。
 また,スズランテープを小さくしたら,軽くなった分,長い時間浮かせることに成功しました! 風船の動きに合わせて,ふわふわ飛んでいます。

 塩ビ管でやってみたら,風船よりも長い時間浮いていました。

 次回のクラブは,3年生がクラブ見学に来ます。とっておきの楽しい実験を紹介したいと思います。