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2021年11月の記事一覧
読書週間⑤~職員による読み聞かせ②~
今日は,職員による読み聞かせの2回目を行いました。今回は楽しいお話が多かったようです。英語のお話,リズムのよい言い回しの入ったお話もありました。先生達は,身振りを交えたり,声色を変えたりしながら表情豊かに読んでいました。海道小の先生達は芸達者ですね。子どもたちも,先生と一緒に声を出したり,声をあげて笑ったりして楽しんでいました。よい1日のスタートを切れたと思います。
校内授業研究会
宇都宮市教育委員会から指導主事をお招きして,今年度第2回の校内授業研究会を実施しました。今年度の研究主題「自ら学び,たくましく生きる児童の育成~対話的な学びを通して,共に高め合える集団づくり ~」に沿って,1年生と6年生が算数の研究授業を行いました。
今回は,7月の第1回でいただいた指導・助言を踏まえ,特に,協働的な学び合いの充実を図りました。1年生はペア学習,6年生は全体での話合いと,それぞれの発達の段階に合わせて学習形態を工夫し,子ども同士が互いの発言をつなぐ中で自分の考えを深めることを目指しました。
子どもたちの下校後,それぞれの授業のよかったところや反省点などを話し合い,最後に指導・助言をいただきました。いただいた助言をもとに,日々の授業を積み重ねながら,更なる授業力の向上を目指していきます。
読書週間④~おはなし給食③~
読書週間中の朝の学習は読書の時間です。子どもたちは朝から落ち着いて本を読んでいました。
給食は「おはなし給食」の第3弾でした。今日は「おとうふ2ちょう」。こんなお話です。
ケンちゃんは,お母さんから「しょうゆと ごまあぶらと おとうふ1ちょう」のおつかいを頼まれます。おつかいを終えて,もう家に着くというときに,お母さんから「おとうふ あともう1ちょう かってきて」と電話がかかってきます。友達と遊びに行く約束をしていたケンちゃんは,「重くて持てない」とうそをついてしまいます。お母さんは仕方なく双子の妹におつかいを頼むのですが…。とても面白いお話です。そして,読むと豆腐を食べたくなります。
今日の献立は「セルフ肉豆腐」。温かい豆腐がパックのまま提供され,自分で具と合わせて完成させます。豆腐が一人1パック提供されることはあまりないのですが,今日の「主役」ですから。おいしい豆腐でした。お皿を持って「ワシワシ」食べている子もいました。
そう言えば,今や豆腐はパックに入って売られているのが当たり前。パックの大きさや形も多様化し,そのためもあってか,「1パック,2パック…」と数えられることも多くなりました。「1丁,2丁…」という数え方は,次第に忘れられていってしまうのかもしれませんね。
大きなケヤキの恵み
立冬も過ぎ,朝晩はめっきり寒くなりました。校庭や学校東側の雑木林の木々の葉もすっかり色づき,5月に子どもたちが植えたサツマイモも,赤紫色に色変わりした葉が目立つようになりました。来週には収穫を迎えます。
ところで,海道小には大きなケヤキの木があり,この時期は,たくさんの葉を落とします。この葉を集めて腐葉土を作ります。収穫したサツマイモを焼き芋にする際にも使います。焼き芋が終わると,灰を集めて畑に撒き,肥料にします。この日は3年生が,業間休みの時間を使って,せっせと落ち葉を集めていました。夏には大きな日陰を作ってくれるケヤキの木。こんな恵みももたらしてくれています。
読書週間③~おはなし給食②~
今日の給食は「おはなし給食」の第2弾,「OLIVIA」です。
雑誌「ニューヨーカー」の表紙画も手がける画家・イラストレーターのイアン・ファルコナーが初めて手がけた絵本です。17カ国で出版され,日本では谷川俊太郎が訳をつけてベストセラーになりました。こぶたのオリビアが,持ち前の好奇心で元気いっぱいに過ごす毎日を描いた作品です。特に,海岸での「砂の城づくり」は必見です。
この「OLIVIA」の中で夕食のシーンが描かれている挿絵があるのですが,今日の献立は,この挿絵に描かれている(と思われる)「肉だんご入りパスタスープ」です。「絵本の中の幸せスープレシピ」という本を参考にしました。図書室の特設コーナーに置いてある鍋の蓋を開けて,中を興味深そうに覗き込んでいる子もいましたが,これだったのですね。おいしいスープを食べて,オリビアのように好奇心いっぱい,元気いっぱいに毎日を過ごしてほしいと思います。