学校の様子

学校行事

6年生を送る会

 業間の時間から3時間目にかけて,児童会主催の6年生を送る会を開きました。

 会は二部構成で行いました。第一部は,縦割り班ごとに割り当てられた教室に集まり,手作りのプレゼントを渡して,6年生に感謝の気持ちを伝えました。縦割り班遊びや毎日の清掃,農園活動や集会活動など,海道小学校は縦割り班活動を特色の一つとしているので,下級生が6年生にお世話になる場面がたくさんあったと思います。

 第二部は,出し物の披露です。花びらが1~5年生全員からのメッセージになっている大きな桜の木をバックに,ダンスや寸劇,呼びかけなど,学年ごとに工夫を凝らした出し物で6年生に感謝の気持ちを伝えました。体育館での密集状態を避けるため,出し物を体育館で見るのは6年生だけにし,他の学年は,テレビ会議システムを使って教室で見ることにしました。

 出し物の後,5年生の代表児童が6年生に感謝の気持ちを伝え,卒業式で胸に付けるコサージュをプレゼントしました。さらに,6年間の思い出のスライドを上映し,1~5年生全員から歌のプレゼントをしました。本来であれば,体育館で,みんなで声を合わせて歌うところですが,新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため,学年ごとに撮影した映像を編集してつなぎ合わせ,1曲の映像にしたものを上映しました。

 最後に6年生から感謝の言葉とお礼の出し物が披露されました。「さすが6年生」と思わせる,素晴らしい出来映えでした。

 3~5年生の代表委員が集まって,6年生を送る会に向けた話合いを始めたのが1月27日でした。それから1か月あまり。プレゼントや会場の飾り作り,出し物や歌の練習など,5年生を中心に,たくさんの話合いと準備を重ね,この日を迎えました。学年が上になればなるほど,先生に頼らず,自分たちで決め,計画し,実行する割合は大きくなります。最上学年として下級生を引っ張った5年生は,この1か月でずいぶん頼もしくなりました。6年生の前で「KAIDO SORAN」を披露したところに,これから,自分たちが海道小学校を引っ張っていくんだという決意のようなものを感じました。これからの活躍が楽しみです。 

               

創立記念日

 今日は,海道小学校の創立記念日です。

 海道小学校は,今年度で創立37年目の若い学校ですが,今の海道町公民館があるところにつくられた,豊郷尋常高等小学校海道新田分教場(1907~1954)と,次いで今の海道町児童公園があるところにつくられた,豊郷中央小学校海道町分校(1955~1985)の歴史を合わせると,100年以上になります。特に,海道町分校は,保護者の方の中にも,「ここで学んだ」という方が何人もいらっしゃいます。

 学校の倉庫には,分校時代に当時の児童が描いた絵が保存されていました。おそらく,分校を閉じるときに記念として描いたものだと思います。スペースいっぱいに伸び伸びと描いた先輩の絵を,今の子どもたちにも是非見てもらいたい。そして、地域の歴史に興味をもってもらいたいという思いから,今年度,久しぶりに倉庫から出してきて,昇降口に飾りました。学校にいらした際には,昇降口にも足をお運びいただき,是非,ご覧ください。

 現在の海道小学校を建てる工事は,1983年10月に始まり,1985年4月に開校しました。まだ体育館がなかったので,第1回の入学式は,校庭で行いました。その後,7月にプールが,12月に体育館が完成し,翌1986年2月22日に開校記念式典が開かれました。そこから2月22日が海道小学校の創立記念日になりました。

        

 毎年,創立記念日には,創立記念集会を開いて卒業生などを講師に招き,地域の歴史やご自身の子ども時代のお話,子どもたちが将来への夢や希望を描けるようなお話をいただいています。今回の講師は本校の学校業務の先生です。長年,本校に勤務し,校舎内外の環境整備に力を尽くしてくださっています。企業に勤務されていた頃,海外勤務を命じられ,喜んで赴任したこと,その後も様々な国で仕事をされ,その度にご自身の成長を実感できたことなどをお話しいただきました。何事も前向きに受け止め,挑戦することの大切さを子どもたちに伝えていただきました。

 ところで,最後の3枚は,今から15年ほど前の,学区内のある場所の写真です。なんとなく見覚えのある景色ですが,どこか違います。ずいぶん変わるものですね。明日は祝日です。分校時代や今の場所に越してきた頃の様子など,子どもたちが知らないふるさとの姿や,ご自身の子ども時代のことを,是非,話してあげていただきたいと思います。身近な人や地域の「歴史」に興味をもった子は,きっと歴史が好きになります。

   

オンライン授業参観・懇談会

 今年度,3回の授業参観を予定していました。4月に予定していた第1回は,新型コロナウイルスの感染拡大期であったため,実施できませんでした。7月の第2回で,やっと子どもたちの学習の様子をご覧いただけました。そして本日の第3回。4月以上に新型コロナウイルスが猛威を振るう中でしたが,保護者の皆様に是非ご覧いただきたい,子どもたちの成長や頑張りがありました。

 そこで,今年度導入された個人用PCとオンライン会議システムを活用し,授業参観をオンラインで実施し,その後の懇談会もオンラインで実施することにしました。学年末ということもあり,どの学級も,これまでの成長や学習の成果,家族への感謝の言葉などを発表する内容でした。撮影・配信に当たっては,発表する以外の子どもが必要以上に映らないよう配慮しました。

 保護者の皆様には,13日(日)の接続テストにもご協力いただき,ありがとうございました。ご来校の上,直接ご覧いただけなかったのは残念でしたが,お子様の成長や頑張りを少しでも垣間見ていただけていたら幸いです。カメラの前で緊張しながらも頑張ったお子様を,たくさんほめてあげてください。

       

6年生作成献立⑥~1班~

  6年生作成献立の最後を飾ったのは,わかめごはん,チンジャオロース,ナムル,アップルパイでした。りんごの黄色に,わかめ,ピーマン,ほうれん草の緑,にんじんのオレンジなど,色彩豊かな献立でした。考えてくれた1班の子どもたちによると,「野菜が嫌いでも食べられるように,色とりどりの野菜を使った」のだそうです。料理に色彩,大切ですね。おいしかったのはもちろん,気持ちも明るくなりました。

 ところで,子どもたちが「みんなが大好きだから」と選んだアップルパイ。最初から手作りすることまではできなかったものの,りんごのシロップ煮は給食室で味付けをし直し,一つ一つのパイ生地に手作業でりんごを載せ,給食室のオーブンで焼き上げたものです。バターと少し焦げた砂糖の香ばしい香りも,サックサクの食感も最高でした。ごちそうさまでした。

 

使っていきたい「ひとこと」

 昨年12月の人権週間に,「ひとこと」の大切さを考える道徳科の特別授業を行いました。その際,子どもたちは,自分が言われて励まされたり,腹が立ったりした「ひとこと」,また,自分が誰かを励まそうとしたり,反対に誰かを怒らせてしまったりした「ひとこと」を振り返り,これから「ひとこと」をどう使って行きたいかを考えました。さらに,家の人に話し,家の人から励ましの言葉をいただいてきました。その節は,保護者の皆様には大変お世話になりました。

 この度,思いやり広報委員会の子どもたちが,12月の学習の振り返りから,「みんなが言われてうれしかった言葉」と,保護者の皆様からいただいた励ましの言葉をまとめて,児童会室前の廊下に掲示してくれました。

 以前,読んだ本の一節に,「心が変わるから行動が変わるのではありません。行動が変わるから心が変わるのです。」というのがありました。せっかくみんなで考え,集めた「ひとこと」です。これからも,こうした言葉を職員が率先して使い,子どもたちにも奨励して,人に優しい子,前向きな子を育てていきたいと思います

       

 

6年生作成献立⑤~4班~

  毎回楽しみだった6年生作成献立もいよいよ大詰め。今日は,「シリーズ」初のセレクトメニューでした。揚げパンの味をココアか抹茶きなこから選べます。抹茶きなこ?きなこもココアも食べたことがありますが,抹茶きなこは食べたことがありません。迷わず抹茶きなこを選びました。甘さの中にも爽やかなほろ苦さがあって,おいしかったです。

 献立を考えてくれた4班の子どもたちによると,「楽しく選んでおいしく食べてほしい」という考えで作った献立だそうです。選んでから今日までの楽しみな時間も含めて,たっぷり楽しめました。ごちそうさまでした。

 

初午の日

 今日は初午の日です。昔から,2月の初午の日には,稲荷神社にお参りして,その年の豊作を祈る風習があります。栃木県では,郷土食である「しもつかれ」を,わらをたばねて作った「わらづと」に入れて、赤飯といっしょにお供えすることが多かったようです。また,「7軒の家のしもつかれを食べると病気にならない」ともいわれ,近所の人たちと分け合って食べる風習もあります。

 そこで,今日の給食には,郷土の伝統文化を子どもたちに感じてもらうため,赤飯と「しもつかれ」が登場しました。子どもたちの反応を見ようと各教室を回ってみると,苦手とする子もいる中で,「おいしい」「好き」に,元気に手を挙げる子も,かなりいました。今,好きでも,嫌いでも,全国でも珍しいふるさとの料理を,是非,覚えていてほしいと思います。

 ところで,昭和ひと桁生まれの私(副校長)の父は,初午の日になると,学校の先生から,「今日は初午だから馬に気を付けて帰るんだよ。」と言われて学校を出たそうです。当時の馬は,農耕や運搬など,家業を支える家族同然の存在。同じ建物の中で一緒に寝起きをして,寒い夜には背中に布団をかけてあげたりして大切にしたそうです。そして,初午の日には,日頃の苦労をねぎらうために,馬具を外して外に放したのだそうです。下校途中に「放し飼い状態」の馬に遭遇したらと思うと恐ろしい気もしますが,見てみたい気もします。わくわくしながら聞いたことを思い出します。

 大人にとって,自分が子どもの頃の話は,「それほど昔ではない」と思いがちですが,子どもにとっては十分に「昔」です。身近な大人の「昔話」は,とても興味をもって聞くことができます。是非,子どもの頃の話をたくさんしてあげていただきたいと思います。雪の降る夜は,「昔話」をするのにぴったりです。

  

 

雪遊び

 今年度初めての積雪です。大人にとってはいろいろ心配な雪ですが,子どもにとっては楽しみな雪。1年生の中には,雪遊びの用意を万全に整えて登校した子も少なくなかったようです。

 でも,雪は思ったほど積もらず,また,みぞれも降り続いていたため,業間は外に出してあげることができませんでした。廊下を歩く1年生と担任の先生から,「ねえ,外に出ちゃだめなの?」「まだ降ってるからね。」「だって優しく降ってるよ。」「優しくかあ…。」なんていう会話も聞こえてきました。

 4時間目,傘を差した1年1組の子どもたちが校庭に出てきました。先生に連れられて,校庭の南側にほんの少し融け残った所に行き,雪遊びを始めました。しばらくすると1組の子どもたちが引き揚げ,入れ替わりに2組の子どもたちが出てきて雪遊びを始めました。

 風邪をひいてもなかなか病院にかかれない今の時期,寒い思いをさせて風邪をひかせてはいけない。また,狭い場所で密集状態になってもいけない。でも,朝から雪遊びを楽しみにしていた子どもたちの願いはかなえてあげたい…。担任の先生たちの思いが目に浮かぶような光景でした。ちなみに,季節に合わせた遊びをとおして,季節に対する感覚を豊かにすることは,生活科の大切な学習内容の一つです。

昨日の交通事故について

 昨日の下校時,本校の児童が交通事故に巻き込まれてしまいました。登校班で集団下校中,青信号の横断歩道上で,赤信号を止まらずに走ってきた乗用車に接触されたものです。幸い,命に別状はないとのことです。事故に巻き込まれた児童は,信号が青に変わったのを確認してから横断を始めております。また,班長と班の先頭を歩いており,一部報道にあるような,班の最後尾を歩いていたという事実はありません。

 学校では,本日の朝,臨時の登校指導を行うとともに,各学級担任から事故の状況を児童に説明し,「交通ルールを守っていても事故に巻き込まれることがあるので,たとえ青信号でも左右をよく確認してから渡ること。また,歩行中も周囲の人や車の動きをよく見て歩行すること。」を改めて指導しました。また,下校時にも臨時の下校指導を行います。

 事故に巻き込まれてしまった児童の1日も早い回復をお祈りするとともに,児童の登下校の安全確保に一層努めてまいります。

交通指導員さん・ボランティアさんに感謝する会

 海道小学校には,3名の交通指導員さんがいて,毎朝,子どもたちの登校を見守ってくださっています。また,44名のボランティアさんが,登下校の見守りや環境整備,学習の支援や本の読み聞かせ,校舎内外の環境整備など,様々な活動で子どもたちの学校生活を支えてくださっています。

 今日は,交通指導員,ボランティアの皆さんをお招きして,感謝の気持ちをお伝えする会を開きました。会は屋外で短時間,プレゼントは手渡しではなくお盆から受け取っていただくなど,例年とは違った形となりましたが,初めて大きな行事を取り仕切る4年生を中心に,日頃の感謝の気持ちをお伝え出来たのではないかと思います。

 お忙しい中,またとても寒い中をお集まりくださり,笑顔でプレゼントを受け取っていただいたボランティアの皆様,本当にありがとうございました。御都合がつかなかった皆様にも,この後,子どもたちからの感謝の気持ちを届けさせていただきます。今後ともよろしくお願いいたします。

     

6年生作成献立④~5班~

 給食週間は先週で終わりましたが,海道小学校では,まだまだ楽しみな献立が続きます。今日は,6年生作成献立の第4弾。考えてくれたのは5班の皆さんです。 

 お盆の上には,米粉パン,チョコクリーム,野菜味噌ラーメン,餃子ロール,ナムル,ピーチコンポートが並びました。3班は洋風,2班は和風,6班は中華風でした。今日のテーマは何だったのでしょう。子どもたちによると,「栄養のバランスをとりながらも,みんなにおいしいと思って食べてほしいと思って考えた。」とのことでした。確かに,みんなが好きそうな料理が並んでいますが,たくさんの種類の野菜を,たっぷり食べられる献立になっています。よく考えていますね。今日もおいしかったです。ごちそうさまでした。

 

ダンスクラブの発表会~最終日~

 体育館での密集状態を避けるため,低・中・高学年の3日間に分けて実施したダンスクラブの自主発表会も最終日を迎えました。

 業間の時間に体育館に行ってみると,入口で,6年生がクラスの友達にサインペンを2本ずつ配っています。一体何に使うのかと不思議に思っていたところ,ダンスが始まると,曲に合わせてペンを両手に持って,振ったり打ち鳴らしたりして応援しています。なるほど。アイドルの応援に使うペンライトの代わりなのですね。

 それにしても嬉々としてペンを振る6年生の楽しそうなこと。思えば,この発想の豊かさと「のり」のよさに引っ張ってもらいながら,コロナ禍の中でも楽しい学校生活を送ることができました。学校にとって,本当に大きな存在でした。残りわずかな日々となりましたが,きっと,まだまだ輝きを見せてくれると思います。期待しています。

チキンフライドステーキ

 給食週間の最後を飾る献立のメインはチキンフライドステーキ。料理名に「チキン」とついていますが,牛肉料理です。ALTの先生の母国,アメリカ南部の郷土料理です。

 「チキンフライドステーキ」という名前は,1914年にコロラド州の新聞に掲載されたレストラン広告が始まりだそうです。フライドチキンと同じ手順で作られるため,この名前がついたのだとか。見た目もフライドチキンにそっくりでした。おいしかったです。紹介してくれたALTの先生,ありがとうございました。

 

3年生クラブ見学

 6時間目のクラブ活動の時間に,3年生のクラブ見学を行いました。今まで,4~6年生が活動している姿をうらやましそうに眺めながら下校していた3年生。興味津々だったのでしょう。上級生の発表や説明を熱心に見聞きしていました。上級生も丁寧に教えてあげていました。4月からのクラブ活動の時間が待ち遠しいですね。

     

6年生を送る会に向けて

 昼休みに,3~5年生の代表委員が集まり,3月2日に予定している6年生を送る会に向けた第1回の話合いを行いました。この日は,会場を飾り付ける際のテーマについて話し合いました。早速,5年生が話合いをリードしていました。6年生を立派に送り出すことが最上級生への第一歩です。5年生の今後の活躍を期待しています。

 

The・Kaido“Quiz”Battle~決勝~

 ロング昼休みの時間に「The・Kaido“Quiz”Battle」の決勝が行われました。観戦による密集を避けるために,体育館に集まったのは出場チームと放送委員だけ。体育館の様子は,テレビ会議システムで各教室に生中継されました。

 主催が放送委員会だけあって,進行や中継の仕方も本格的でした。進行役の子どもたちは自分のパソコンをプロジェクターにつないで問題を投影し,正解や不正解の効果音もPCを使って出していました。インタビュー役の子どもたちは,マイクと,カメラ代わりの自分のパソコンを持って各チームを回り,答えやその理由をインタビューしていました。その様子を教室のテレビで楽しそうに見ている子どもたちがいます。こんな「遊び」を考えてしまう子どもたち,すごいです。

   

昔遊び体験~1・2年生活科~

 3・4時間目に,1・2年生が昔遊びの体験をしました。昨年度はゲストティーチャーさんに来ていただけず,3年生から遊び方を教えてもらいました。今年度は,1年生と2年生が1時間ずつ,さらに少人数の班に分かれて選んだ遊びのブースを回り,その都度消毒をするなど,感染対策を徹底して,ゲストティーチャーさんに遊び方のこつを教えていただくことができました。竹馬は体重を前にかける。けん玉は膝を使うなど,いろいろなこつを教えていただくことができました。6名のゲストティーチャーの皆さん,寒い中,ありがとうございました。

       

給食週間~いちご贈呈~

 今週は,文部科学省が定める「全国学校給食週間」です。それに伴い,海道小学校でも今週を校内給食週間として,工夫を凝らした献立を提供したり,保健・給食委員会の子どもたちがその日の献立を校内放送で紹介したりして,子どもたちの食への関心を高めることにしています。

 2日目の今日は,宇都宮農業協同組合からプレゼントしていただいた「とちおとめ」がデザートに出されました。粒よりのいちごで,とてもおいしかったです。いちごはビタミンCが豊富ですから,風邪予防にも最適ですね。ごちそうさまでした。

  

The・Kaido“Quiz”Battle

 昼休みに,放送委員会の企画によるクイズ大会,The・Kaido“Quiz”Battleの予選が開かれました。「クイズで深めよう絆と知識」の合言葉の下,放送委員会の呼びかけに応じた15チームが参加し,〇✖形式のクイズに挑戦しました。途中,ラインを越えるのが遅れたために,✖に取り残された1チームだけが正解し,一番に予選を通過するドラマなどもあり,大いに盛り上がりました。予選を突破した5チームは,26日の決勝に進みます。決勝はテレビ会議システムを使って生中継もするそうです。

 学校生活をより楽しくするために自分たちでイベントを考え,先生に提案したこと。進め方や役割分担も自分たちで話し合って決めたこと。今年度導入された1人1台端末を自在に使いこなしていること。これまでの学習や活動の成果がしっかり生かされていますね。

  

 

避難訓練

 業間の時間に今年度最後の避難訓練を行いました。最後の避難訓練は,これまでに学んだことを生かすために「予告なし」で行いました。大きな地震の後に火災が発生したという想定です。

 2時間目の体育の授業が終わり,教室に戻って着替えを始めたばかりの子どもたち。地震発生の放送に少し戸惑った様子も見られましたが,すぐに机の下に身を隠していました。校庭に出ていた子どもたちは,周りに倒れそうな物のない中央付近に集まって姿勢を低くしました。続いて火災発生の放送。廊下にいた子どもたちは,そのまま昇降口に向かって進むと火元の前を通ることになると気づき,来た道を戻って避難していました。これまでの訓練で学んだことが生きましたね。

 素早く,安全に避難できるということは,自分の身を守るだけでなく,身の回りの大切な人を守ることにもつながります。今回,上手に避難できた人はもちろん,戸惑ってしまった人,少しはしゃいでしまった人も,今年度の訓練で学んだことをこれからの生活に生かしてほしいと思います。

   

6年生作成献立③~6班~


 今日の給食は6年生作成献立の第3弾でした。今回はチャーハン風ごはん,白菜入りワンタンスープ,春雨サラダと,中華風の献立でした。献立を考えた6班の子どもたちによると,「中華風で統一した献立はあまりない」とのことでした。確かに,ワンタンスープも,春雨サラダも,給食ではおなじみの料理ですが,ごはんまで中華風でそろえた献立というのは,あまりないかもしれません。また,「旬の食材をたくさん取り入れること」を考えて,具だくさんのチャーハン風ごはんとスープにしたそうです。

 ところで,なぜ「チャーハン風」なのかと言いますと,200人分以上のチャーハンを一度に出すことはできないので,炊きあがったごはんに具材を混ぜたチャーハン風のまぜご飯にしたからです。見た目も,味も,言われなければ分からないくらいチャーハンでした。子どもたちの願いを叶える栄養士さんと調理員さんの工夫と努力に脱帽です。ごちそうさまでした。

  

 

バスの乗り方教室

 宇都宮市役所,関東自動車株式会社,栃木県バス協会から講師の方々に来ていただき,2年生,3年生がバスの乗り方やマナーについて教えていただきました。例年,2年生で学習するのですが,昨年度は,新型コロナウイルス感染症の影響で実施できませんでした。

 子どもたちは,実際にバスに乗せていただきながら,整理券の意味や運賃の見方・払い方について体験を通して学ぶことができました。また,代表児童が車椅子に乗り,バリアフリーの体験もしました。バスを利用する人のための様々な工夫を見て,触れて学ぶことができました。2年生は,例年であれば,学習したことを生かして実際に路線バスに乗り,JR宇都宮駅に見学に行くのですが,残念ながら,今年も叶いません。でも,いつか,そう遠くない未来に,学習の成果を生かせる日が来ると思います。それまで,しっかり覚えていてほしいと思います。

   

体力向上エキスパートティーチャー来校~2回目~

 昨年の12月に続いて,体力向上エキスパートティーチャーが来校されました。前回に引き続き,4年生と5年生がストレッチやバランスを取る運動,リズム運動など,たくさんの動きを教えていただきました。教室や自宅などの狭い場所でも取り組めそうなものもありましたので,一つでも二つでも覚えて,日頃の生活にも是非取り入てほしいと思います。

   

 

 

6年生作成献立②~2班~

 今日の給食は6年生作成献立の第2弾でした。前回はカルボナーラ風スパゲティーを中心とした洋風でしたが,今回は煮込みうどん,天ぷら,いなりずしを中心とした和風の献立でした。献立を考えた2班の子どもたちの説明によると,「体によい素材を選び,赤・黄・緑の食品群のバランスをとることを考えた」とのことでした。よく考えていますね。とても寒い日でしたから,やさしい味の煮込みうどんは体の芯から温まりました。ごちそうさまでした。次回も楽しみです。

 

租税教室(6年)

 宇都宮法人会から講師をお招きして,6年生の租税教室を実施しました。身の回りにはどんな税があるか,身の回りにある施設などのうち,税金を使って建てられたものにはどんなものがあるかなど,クイズを交えながら楽しく学びました。既に社会科で学習していたこともあり,税金を使って建てられた施設とそうでない施設を分けるクイズなどは,ほぼ迷うことなく正解していました。さすがです。

 次に,税金がなくなると,今の生活がどう変わるかを描いた映像教材を視聴し,最後に,実際の1億円と同じ大きさ,重さの紙の束を持つ体験をして学習を終えました。1億円は大金ですが,信号機にすると25機も設置すると使い切ってしまうそうです。税金を正しく納め,その使われ方にも関心をもてる人に育っていってほしいと思います。

   

進学先訪問~6年生~

 6年生が進学先訪問を行いました。訪問先は,多くの子が進学する宇都宮市立豊郷中学校です。例年は,実際に中学校に行き,説明を聞いたり見学したりするのですが,新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため,中学校の生徒会の皆さんが作成してくれたDVDを視聴しました。

 DVDでは,毎日の学校生活や生活のきまり,学校行事や部活動が紹介されていました。ポイントをよく覚えられられるようにクイズ形式のワークシートまでついていました。子どもたちはメモを取ったり呟いたりしながら,画面に熱心に見入っていました。中学校での生活の様子が分かったのはもちろんですが,プレゼンテーションのつくりやナレーション,ワークシートなどから,中学生になると,どのくらいのことができるようになるのか,どのくらいのことが求められるようになるのかをうかがい知ることができたのではないかと思います。

   

6年生作成献立①~3班~

 今日の給食は6年生が考えた献立でした。家庭科の時間に,これまでに学習したことを生かして班ごとに考えました。卒業に向けた思い出作りも兼ねています。

 今日の献立は,カルボナーラ風スパゲティー,ゆで野菜,牛乳,みかんゼリーでした。「いただきます」の前には,献立を考えた3班の子どもたちが献立を考えた理由を校内放送で説明してくれました。スパゲティーは給食によく出ますが,カルボナーラは給食に出ないから,ゼリーをみかんにしたのは,冬らしさを出したからだったそうです。

 実は,給食には生の卵は使えないため,本当のカルボナーラは給食に出せません。そこで,栄養士さんと調理員さんが工夫して「カルボナーラ風」のスパゲティーにしてくださいました。ありがとうございました。食べるときは前を向いての黙食でしたが,子どもたち,特に献立を考えた6年生はじっくり味わってくれたと思います。よい思い出になりますね。6年生が考えた献立は,あと5回登場します。

  

2学期後半スタート

 17日間の冬休みが終わり,子どもたちが元気に登校してきました。

 冬休み明け初日の朝会に先立って,今年度の新体力テストでS級となった児童に,栃木県教育委員会からの認定証を校長先生から手渡していただきました。これからも楽しみながら様々な運動に親しみ,体力をつけていってほしいと思います。

 朝会では,校長先生から,学校の合言葉「おかげです」の「す」に当たる「進んで働く」の「進んで」の意味,瞬く間に過ぎてしまう時期なので進級・進学に向けてしっかり目標をもって生活すること,新型コロナウイルスの感染対策をしっかり行い元気に生活することのお話がありました。

 昔から「1月は行く 2月は逃げる 3月は去る」と言います。今週4日間登校すると,1月も半分が過ぎることになります。1日1日を大切に過ごしてほしいと思います。

   

大きな年賀状

 あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 海道小学校も学校閉庁期間を終え,今日から職員が出勤しています。同じ敷地内にある子どもの家はひと足早く開いていて,子どもたちが外に出て元気に遊んでいました。何とはなしに眺めていると,一部の子が靴で地面を掘って何か書いています。屋上に上がって見てみると,それは大きな大きな年賀状でした。ご丁寧に門松まで描いてあります。今日は凍えるような寒い日でしたが,心はぽかぽか温かくなりました。

 冬休みも残りわずか。しっかり体調を整えて,11日(火)には元気に登校してほしいと思います。

 

 

思いやりの木

 海道小学校では,学校を思いやりあふれる学校にすることを目指して,毎年,「思いやりの木」を作成しています。児童一人一人が,思いやりあふれる学校にするために自分が実践していくことを書き,思いやり広報委員会が1本の木の形にまとめてくれました。今年は,人権週間の特別授業で,全校で考えた言葉遣いに関するものが多く見られました。「言っていいかだめか考えてから言葉にする」「友達を励ますような言葉を言いたい」など,具体的な言葉に,人権週間をきっかけに,子どもたちの考えが深まった様子がうかがえます。一人一人がしっかり実践して,ますます思いやりあふれる学校になってほしいと思います。

       

クリスマスプレゼント③~職員室にも~

 朝,わかば学級の二人が,来年のカレンダーを届けに来てくれました。来年の干支に合わせてイラストを選び,色を塗ってくれたそうです。カレンダーは,各クラスにも届けてくれました。

 午後には,再び職員室を訪れ,担任の先生と一緒に,ハンドベルで「きらきら星」の演奏を披露してくれました。ありがとう。よいクリスマスになりました。そして,よい年を迎えられそうです。

   

クリスマスプレゼント②~教室にサンタがやってきた~

 給食の時間,教室に二人のサンタがやってきました。一人はスポーツマン体型で足の長いサンタ。黒縁メガネの奥の優しそうな目に見覚えがあります。もう一人は体のとても大きなサンタ。「メリークリスマス」の発音が本格的です。二人の陽気なサンタは,1年生から6年生までの全ての教室を回り,デザートのケーキを配ってくれました。

  

クリスマスプレゼント①~ アメリカから ~

 6年生の外国語の時間,ALTの先生の故郷,アメリカ合衆国のアイオワ州グリンネルの街を,先生のお母様が紹介してくださいました。

 現地は12月23日の午後6時ごろ,テレビ会議システムをつないだまま街を歩きながら,クリスマスイルミネーションに飾られた公園や忙しいピザ屋さんの様子などを紹介してくださいました。紹介は全て英語ですので,すべては聞き取れませんでしたが,子どもたちは知っている単語が出てくると,「bank」「church」などと声に出して言ってみたり,街には日本レストランは1軒もないのに対し,メキシコ料理のレストランが7軒もあると知り,驚きの声を上げたりしていました。よい経験になったと思います。

   

 

冬休み前朝会

 冬休み前最後の朝会は,表彰朝会です。校内持久走大会をはじめ,これまでに表彰を受けた24人と1団体が校長先生から表彰状を手渡していただきました。みんな,本当によく頑張りましたね。

 表彰の後,校長先生から,これまでの一人一人の頑張りに対するお褒めの言葉と,1月11日に,また元気に登校してほしいとのお話がありました。

 最後に,係の先生から冬休みの生活についての注意がありました。特に,インターネットの使い方について,動画投稿サイトやオンラインゲームには年齢制限があること,オンラインゲームなどで覚えた言葉を安易に使わず,人権週間に目標を立てた言葉遣いを心がけていくことなどの話がありました。

 怪我や病気に気を付けて,また1月11日に元気な姿を見られることを楽しみにしています。

              

教育支援者感謝状の贈呈

 今日は冬休み前最後の登校日です。

 朝会に先立ち,宇都宮市教育委員会からの感謝状の贈呈を行いました。贈呈を受けられたのは,斎藤幸一さんです。

 齋藤さんは,毎朝,ボランティアとして,環状線と白沢街道が交わる交差点から一つ北側の交差点に立ち,子どもたちが安全に横断できるよう見守ったり,周辺のごみ拾いをしたりしてくださっています。今年で8年目になりますので,6年生は入学した時からずっとお世話になっていることになります。今朝は,今年最後の登校日ということで,「1年間ありがとうございました」とお礼を言って通り過ぎていった子もいたとうれしそうに話してくださいました。

 齋藤さん,いつもありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

冒険活動教室(第2日)

 冒険活動教室2日目も快晴です。夜明けの月がとてもきれいでした。

 冒険活動教室最後の活動はクライミングウォールとニュースポーツ。中でもトップロープクライミングは,文字通り命綱を友達に託して垂直の壁を登ります。途中で進退窮まる子も出てきますが,「できる限りあきらめさせない」との指導員さんの方針もあり,指導員さんの声に励まされ,子どもたちも粘ります。下で命綱を引いている子たちも必死です。「せえの」の掛け声で綱を引きながら,「がんばれ」「諦めるな」と声援を送ります。登り切った子。悔し涙を拭って自ら2回目に挑んだ子。自分は登り切れなったけれど友達を下から励まし続けた子。みんな本当によく頑張りました。昨日の登山に続いて,友達との絆がさらに深まったことと思います。

 この後,冒険活動センターでの最後の昼食をとり,お世話になった職員の皆さんに挨拶をして学校に戻ります。

       

冒険活動教室(第1日)

 穏やかな晴天の下,5年生が1泊2日の冒険活動教室に出かけました。場所は「うつのみや平成記念子どものもり公園」にある宇都宮市冒険活動センターです。

 最初の活動は「子どものもり探検ゲーム」。つり橋を渡ったり洞窟を通ったりしながら,公園内の各所にある30問のクイズを探し,解いていくゲームです。公園内はかなりのアップダウンがあり,その中を歩き回ったためか,10時頃には早くも「お腹空いた」の声が上がっていました。昼食は見ていて気持ちがよいくらい食べていました。

   

  午後の活動は3時間の登山。左端の写真の正面に見えている男山を越え,さらに奥にある榛名山の山頂を目指します。登り始めは元気だった子どもたちですが,勾配がきつくなるにつれ,「もういやだ」「帰りたい」と弱気になる子も出てきました。それでも,手や足を置く位置を優しく教えてくれる友達。「がんばれ」「あと少しだよ」の励ましの声。指導員の皆さんの的確なサポートのおかげで,一人のリタイヤを出すこともなく,全員元気に下山することができました。山頂からみんなで見た美しい景色。麓の冒険活動センターの職員の皆さんと「ヤッホー」と叫び合った「ヤッホー交換」。忘れられない思い出になったことと思います。

       

 第1日最後の活動は天体観測。いつも科学クラブなどでお世話になっている学習支援ボランティアの竹原さんと,日曜朝のラジオ番組でもおなじみの「ななつがたけ北天文台」の奈良部さんのお二人が,子どもたちのために天体望遠鏡を持ってきて,金星,木星,土星を見せてくださいました。木星の衛星や土星の輪もはっきり見えました。校長先生も激励に来てくださいました。夕食は,昼食以上に気持ちよく食べていました。充実の1日でした。

 明日はクライミングウォール,ニュースポーツに挑戦し,昼食を食べて学校に戻ります。

   

ダンスクラブの発表会

 海道小学校にはダンスクラブがあります。ダンスが好きな子どもたちのたっての願いにより,今年度新設されました。今日は,ダンスクラブの子どもたちが,これまでのクラブの時間の活動の成果をみんなに見てもらおうと発表会を開きました。

 業間休みの時間,体育館のステージの前には,たくさんの1,2年生が詰めかけ,開演を待っていました。やがて幕が開き,軽快な音楽に乗ってクラブの子どもたちが踊り始めると,ステージ下で見ていた1,2年生も体を動かしながら楽しそうに見ていました。

 仲間を集めて「クラブを作りたい」と言ったこと。習っていた子がいたとは言え,自分たちで話し合いながらダンスを作り上げていったこと。自分たちから発表の機会を求めたこと。「発表したい。」という思いに応えて,「見に行こう。」と思える子がたくさんいること。どれも素敵なことだと思います。

       

体力向上エキスパートティーチャー来校

 体力向上エキスパートティーチャーの安納先生が来校されました。「体力向上エキスパートティーチャー派遣事業」は,児童の「走る」「跳ぶ」「投げる」といった基礎的運動能力の課題に応じた体力向上の取組や運動が苦手な児童に対する指導の充実を図ることを目的に,栃木県教育委員会が県内の専門的な知識を有する講師を派遣する事業です。

 この日は,4年生と5年生がストレッチやバランスを取る運動,リズム運動など,たくさんの動きを教えていただきました。日頃は経験しない上下・左右非対称の動きなど,とても刺激になったようで,子どもたちは戸惑いながらも楽しそうに挑戦していました。

   

 

劇団四季「こころの劇場」鑑賞

 6年生が劇団四季の「こころの劇場」を鑑賞しました。「こころの劇場」は,一般財団法人舞台芸術センターと劇団四季が2008年度から実施している,全国の子どもたちに演劇の感動を届けるプロジェクトです。昨年度は,新型コロナウイルス感染防止の観点から公演が中止になってしまいました。今年度も公演は中止されましたが,動画配信をしていただけることになりました。

 教室の大型テレビで鑑賞してもよかったのでしょうが,担任の先生の粋な計らいで,音楽室にスクリーンを設置し,大画面と音楽室のスピーカーからの音声で鑑賞しました。演目は,「はじまりの樹の神話~こそあどの森の物語~」。音楽室の電気が消えた瞬間,歓声を上げていた子どもたちも,公演が始まると,食い入るようにスクリーンを見つめていました。

 

 

幼稚園とオンライン交流会

 1・2年生が近くの幼稚園とオンラインで交流会を行いました。例年は,幼稚園生に学校に来てもらい,1・2年生が校内を案内したり一緒に遊んだりしているのですが,昨年度は新型コロナウイルス感染防止の観点から中止を余儀なくされていました。現在,新型コロナウイルスの感染状況は小康状態を保っていますが,本校はスペースにゆとりがないため,幼稚園生に来てもらうと密集状態は避けられないとの判断から,初の試みとして,オンラインによる交流会に挑戦しました。

 本校と幼稚園をテレビ会議システムでつなぎ,グループに分かれた1・2年生が,体育館や自分たちの教室,特別教室など思い思いの場所から,発表やクイズ,実演など思い思いの方法で,小学校の中の様子や小学校での生活などを紹介しました。実際に会って交流できるに越したことはありませんが,往復にかかる時間や費用を節約できる,実際に会うときほど照れや緊張を感じなくて済むなどオンラインならではのよさもあります。これからも目的や内容に応じて,オンラインによる交流も積極的に試していきたいと思います。 

   

    

やきいも・長なわ集会

 穏やかな晴天の下,「やきいも・長なわ集会」を行いました。朝から5・6年生が薪を積み,ボランティアの皆さんが焚火をして熾火(おきび)を作ってくださいました。6年生は,「空気の通り道を作るんだよ。」と声を掛け合いながら薪を組んでいました。理科の学習が生きていましたね。熾火ができたところで,子どもたちが畑でとれたさつま芋を並べ,その上に,以前集めておいたケヤキの落ち葉を乗せ,芋を蒸し焼きにしました。

 芋が焼けるのを待つ間に児童集会を行いました。最初は「6年生を探せ」です。校舎内の鍵のかかっていない場所のどこかに隠れている自分の班の6年生を縦割り班ごとに探します。例年,6年生を送る会で行っていますが,今年は,この集会で行いました。昨年までとの違いは,6年生が個人用パソコンを持参し,隠れている場所から互いに連絡を取り合っていたこと。1~5年生は,この通信画像も手掛かりにして6年生を探していました。まるで「○○中」です。

 次に,集会の名前にもなっている長なわとびです。縦割り班ごとに10分間で50回以上跳ぶことを目指しました。少ない班でも140回近く,多い班は250回を超えました。先週から業間休みや昼休みの時間を使って,「自主練」に励んできたかいがありましたね。

 最後に,校庭で大きな輪になって座り,焼き上がった芋を食べました。間隔を空けて,同じ方向を向いての黙食でしたが,みんな笑顔で芋を頬張っていました。ボランティアの皆様には,朝早くから大変お世話になりました。

   

   

盲導犬ふれあい教室

3年生が盲導犬ふれあい教室を行いました。栃木県補助犬協会から講師とPR犬のメイちゃんを招いて,盲導犬の一生や訓練の様子などについて教えていただきました。

講師の方のお話の後,実際にアイマスクをして,メイちゃんに補助してもらいながら歩く体験もしました。アイマスクをして歩くと,とても速く感じるのですが,実際の利用者の方は,ずっと速く歩くことを知り,驚きの声が上がっていました。最後は,ハーネスを外した(ハーネスを着けている間は「仕事中」なので触ってはいけないとのこと)メイちゃんと触れ合いました。みんな優しい顔になっていました。

   

スケート教室

4年生がスケート教室に行ってきました。初めての子,慣れていない子も,初心者教室で転び方から教えてくれるので安心です。最初はおっかなびっくりだった子どもたちも,慣れるに従って手すりから離れ,リンクの真ん中の方へ。最後の頃には,多くの子が楽しそうに滑っていました。子どもの吸収力はすごいですね。冬はこれからが本番です。スケートの楽しさに目覚めた子は,また家族で連れて行ってもらえるといいですね。

   

    

道徳科の特別授業

今日は世界人権デーです。1948年の国際連合総会で世界人権宣言が採択されたのを記念して定められました。日本では1949年から,人権デーを最終日とする1週間(12月4日から10日)を「人権週間」と定め,人権意識を高める様々な取組が行われています。

海道小学校でも人権週間の間,思いやり広報委員会が昼の放送で人権標語を紹介するなど,様々な取組を行ってきました。その最終日の今日は,1時間目に道徳科の特別授業を行いました。

授業は,授業を進める先生の教室と全ての学級をテレビ会議システムでつなぎ,全学級同時進行で行いました。「その一言」という詩や,ウォルトディズニーの逸話などから「ひとこと」の大切さに気付き,自分のこれまでの「ひとこと」を振り返り,こらからどうしていきたいかを考えました。

残念ながら,海道小学校にも,いじめをはじめとする対人関係のトラブルがあります。そしてその多くが言葉によるものです。ついふざけたくなった時,思わずかっとなってしまった時,意地悪な気持ちが生まれてしまった時…。その「ひとこと」を発する前に,「相手の人はどう思うかな。」と立ち止まって考えられる人になるように,これからも指導していきたいと思います。

   

芋洗い

ものの例えではありません。15日(水)の「焼きいも・長なわ集会」に向けて,1~3年生が焼き芋にする芋の水洗いをしました。大きなたらいの水の中で泥を落とし,たらいを替えながら水洗いを繰り返して,最後は水道の水できれいにしました。

特に,参加した学年の中で最上級生の3年生は,たらいの準備や後片付け,芋の運搬などの仕事に張り切って取り組んでいました。今までは参加する側だったことが多かった3年生も,もうすぐ4年生。準備する側としての役割が少しずつ増えていきながら,上級生としての自覚も養われていきます。
   

お弁当の日

 今日は,地域学校園お弁当の日でした。今回のテーマは「地域でとれる食材を知り,おべんとうに取り入れよう」です。子どもたちは事前に立てた計画に従って,栃木県産の食材を使ったお弁当作りに挑戦しました。

 子どもたちの机の上には,品目も彩りも豊かなお弁当が並んでいました。県内で生産されている食材の豊かさを改めて実感するとともに,朝からこれだけのお弁当を子どもたちに作らせていただくのは,さぞ大変だったに違いないと,保護者の皆様の御協力に改めて感謝した次第です。保護者の皆様には,週明けの早朝から,大変お世話になりました。

   


   


   

持久走大会

全市一斉土曜授業に合わせて持久走大会を行いました。素晴らしいタイムで1位に輝いた子。昨年度より順位を上げた子。いつもは仲良し同士の友達と真剣勝負をした子。友達に励ましの声をかけながら走った子。苦手なことから逃げずに最後まで頑張った子。みんな立派でした。

寒い中,長時間コースに立ち続けて,子どもたちを見守ってくださった安全ボランティアの皆様,沿道で励ましの声援を送ってくださった保護者の皆様,大変お世話になりました。
   

   

 

やきいも・長なわ集会に向けて

 ロング昼休みの時間に縦割り班ごとに集まり,長なわとびの練習を行いました。今年の「やきいも・長なわ集会」は,各縦割り班で10分間に100回跳ぶことを目指して協力し合うことを目的としています。今日の練習でも,低学年の子が跳ぶときには縄の回転を遅くしてあげたり,声でリズムをとって入るタイミングを教えてあげたり,背中をそっと押してあげたりと,全員が跳べるようになることを目指して,助け合い,声をかけ合う姿をたくさん見ることができました。

   

収穫祝い献立

 海道小学校では,地域の方に水田をお借りして米作りに取り組んでいます。また,校庭に設けた畑でさつまいも作りに取り組んでいます。今日の給食は,その収穫を祝うさつまいもごはんでした。

 さつまいもは,今月15日に予定している「やきいも・長なわ集会」で食べるため,学校で収穫したさつまいもではありませんでしたが,米の方は,子どもたちが5月に植え,10月に刈り取った稲を精米したものです。こうした体験を通して,子どもたちの中で,毎日食べているものと,いつも見ている田や畑,そこで働いている人たちの姿などが結び付くようになっていってほしいと思います。