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学校行事
使っていきたい「ひとこと」
昨年12月の人権週間に,「ひとこと」の大切さを考える道徳科の特別授業を行いました。その際,子どもたちは,自分が言われて励まされたり,腹が立ったりした「ひとこと」,また,自分が誰かを励まそうとしたり,反対に誰かを怒らせてしまったりした「ひとこと」を振り返り,これから「ひとこと」をどう使って行きたいかを考えました。さらに,家の人に話し,家の人から励ましの言葉をいただいてきました。その節は,保護者の皆様には大変お世話になりました。
この度,思いやり広報委員会の子どもたちが,12月の学習の振り返りから,「みんなが言われてうれしかった言葉」と,保護者の皆様からいただいた励ましの言葉をまとめて,児童会室前の廊下に掲示してくれました。
以前,読んだ本の一節に,「心が変わるから行動が変わるのではありません。行動が変わるから心が変わるのです。」というのがありました。せっかくみんなで考え,集めた「ひとこと」です。これからも,こうした言葉を職員が率先して使い,子どもたちにも奨励して,人に優しい子,前向きな子を育てていきたいと思います
6年生作成献立⑤~4班~
毎回楽しみだった6年生作成献立もいよいよ大詰め。今日は,「シリーズ」初のセレクトメニューでした。揚げパンの味をココアか抹茶きなこから選べます。抹茶きなこ?きなこもココアも食べたことがありますが,抹茶きなこは食べたことがありません。迷わず抹茶きなこを選びました。甘さの中にも爽やかなほろ苦さがあって,おいしかったです。
献立を考えてくれた4班の子どもたちによると,「楽しく選んでおいしく食べてほしい」という考えで作った献立だそうです。選んでから今日までの楽しみな時間も含めて,たっぷり楽しめました。ごちそうさまでした。
初午の日
今日は初午の日です。昔から,2月の初午の日には,稲荷神社にお参りして,その年の豊作を祈る風習があります。栃木県では,郷土食である「しもつかれ」を,わらをたばねて作った「わらづと」に入れて、赤飯といっしょにお供えすることが多かったようです。また,「7軒の家のしもつかれを食べると病気にならない」ともいわれ,近所の人たちと分け合って食べる風習もあります。
そこで,今日の給食には,郷土の伝統文化を子どもたちに感じてもらうため,赤飯と「しもつかれ」が登場しました。子どもたちの反応を見ようと各教室を回ってみると,苦手とする子もいる中で,「おいしい」「好き」に,元気に手を挙げる子も,かなりいました。今,好きでも,嫌いでも,全国でも珍しいふるさとの料理を,是非,覚えていてほしいと思います。
ところで,昭和ひと桁生まれの私(副校長)の父は,初午の日になると,学校の先生から,「今日は初午だから馬に気を付けて帰るんだよ。」と言われて学校を出たそうです。当時の馬は,農耕や運搬など,家業を支える家族同然の存在。同じ建物の中で一緒に寝起きをして,寒い夜には背中に布団をかけてあげたりして大切にしたそうです。そして,初午の日には,日頃の苦労をねぎらうために,馬具を外して外に放したのだそうです。下校途中に「放し飼い状態」の馬に遭遇したらと思うと恐ろしい気もしますが,見てみたい気もします。わくわくしながら聞いたことを思い出します。
大人にとって,自分が子どもの頃の話は,「それほど昔ではない」と思いがちですが,子どもにとっては十分に「昔」です。身近な大人の「昔話」は,とても興味をもって聞くことができます。是非,子どもの頃の話をたくさんしてあげていただきたいと思います。雪の降る夜は,「昔話」をするのにぴったりです。
雪遊び
今年度初めての積雪です。大人にとってはいろいろ心配な雪ですが,子どもにとっては楽しみな雪。1年生の中には,雪遊びの用意を万全に整えて登校した子も少なくなかったようです。
でも,雪は思ったほど積もらず,また,みぞれも降り続いていたため,業間は外に出してあげることができませんでした。廊下を歩く1年生と担任の先生から,「ねえ,外に出ちゃだめなの?」「まだ降ってるからね。」「だって優しく降ってるよ。」「優しくかあ…。」なんていう会話も聞こえてきました。
4時間目,傘を差した1年1組の子どもたちが校庭に出てきました。先生に連れられて,校庭の南側にほんの少し融け残った所に行き,雪遊びを始めました。しばらくすると1組の子どもたちが引き揚げ,入れ替わりに2組の子どもたちが出てきて雪遊びを始めました。
風邪をひいてもなかなか病院にかかれない今の時期,寒い思いをさせて風邪をひかせてはいけない。また,狭い場所で密集状態になってもいけない。でも,朝から雪遊びを楽しみにしていた子どもたちの願いはかなえてあげたい…。担任の先生たちの思いが目に浮かぶような光景でした。ちなみに,季節に合わせた遊びをとおして,季節に対する感覚を豊かにすることは,生活科の大切な学習内容の一つです。
昨日の交通事故について
昨日の下校時,本校の児童が交通事故に巻き込まれてしまいました。登校班で集団下校中,青信号の横断歩道上で,赤信号を止まらずに走ってきた乗用車に接触されたものです。幸い,命に別状はないとのことです。事故に巻き込まれた児童は,信号が青に変わったのを確認してから横断を始めております。また,班長と班の先頭を歩いており,一部報道にあるような,班の最後尾を歩いていたという事実はありません。
学校では,本日の朝,臨時の登校指導を行うとともに,各学級担任から事故の状況を児童に説明し,「交通ルールを守っていても事故に巻き込まれることがあるので,たとえ青信号でも左右をよく確認してから渡ること。また,歩行中も周囲の人や車の動きをよく見て歩行すること。」を改めて指導しました。また,下校時にも臨時の下校指導を行います。
事故に巻き込まれてしまった児童の1日も早い回復をお祈りするとともに,児童の登下校の安全確保に一層努めてまいります。