学校の様子

学校行事

卒業記念品贈呈・善行児童表彰,卒業式予行

       

 卒業式の予行に先立って,PTAからの記念品の贈呈式と,善行児童表彰を行いました。

 PTAからの卒業祝品は,卒業証書を入れるホルダーとボールペンです。PTA会長さんから代表児童に目録が手渡されました。

 善行表彰では,合わせて10名の児童が表彰を受けました。委員会活動やクラブ活動でリーダーシップを発揮した子,進んで勉強や運動に取り組んだ子,誰に対しても公正・公平に接した子など,それぞれが他の見本となる姿を見せてくれていました。

 また,今回,表彰はされませんでしたが,清掃や当番活動など目立たない仕事でも自分の責任をしっかり果たした子,進んで下級生に優しくした子,明るい言動で周囲を盛り上げた子など,一人一人が持ち味を発揮し,しっかり噛み合って,学校を支えてくれました。

       

  卒業式の予行も立派にできました。今年度は3年振りに在校生が参加しての卒業式です。

1人1台端末が可能にする「協働的な学び」

 

  

 5年生がグループで社会科の調べ学習をしている様子です。かつて社会科のグループ学習と言えば,先生から大きな模造紙や画用紙を配られ,調べたことをペンで書いて,黒板に貼って発表するなどしていました。書き損じをして上から紙を貼ったり,書いている人以外は暇なので,遊んでいて先生に叱られたり・・・。「大変だったなあ。」と思い出される大人の方も多いのではないでしょうか。でも,この子たちはそれぞれのパソコンの画面を見ています。

  

 この子たちは,複数人が同時に編集できるプレゼンテーションソフトを使って,調べたことをスライドにまとめているのです。左端の画像は,1枚のスライドに3人が同時に記入しているところを撮影したものです。白抜きの部分には,実際には記入している子どもの名前が表示されています。教師の方でも,誰が,どんなことを書いているのかを画面上でリアルタイムで確認できるので,必要に応じて声をかけ,指導することができます。

 これもかつての話ですが,パソコンを使った学習と言えば,インターネットを使った調べ学習などの個人作業が多く,グループ活動をする際も,操作をするのは基本的に1人でした。1人1台端末もそうした使い方はできますが,これまでのパソコンとの最大の違いは,共同作業のしやすさだと思います。慣れれば4人組のグループが2時間で4~5枚のスライドを作ることができるようになります。「書く作業」に時間をとられず,「書く内容を話し合う」時間に多くを割けるようになることも大きなメリットだと思います。

 ただ,気をつけないと,お互いに黙って,黙々と文字を入力するだけの「分業」になりかねません。そこで,「調べながら『こういうことだよね。』『こんな書き方でいいかな。』とお互いに確認するんだよ。」などと声をかけ,共に学習することで学びが深まるように意識付けています。そのため,1人1台の端末で同じ画面を見られるはずなのに,なぜか互いの画面を覗き込みながら話し合うという微笑ましい姿がそこここに見られます。

6年生作成献立~⑥1班~

 6年生作成献立の最後を飾ったのは1班でした。

 献立は,ピザトースト,ワンタンスープ,ごま和え,いちごのムースでした。献立を考えた1班の子どもたちによると,「給食にあまり出ない物で,みんなが食べやすくて,自分たちの好きな食べ物が入っていて,栄養のバランスを考えた。」とのことでした。考えることがたくさんあって大変でしたね。でも,「みんなにとってよい」という結論を出すためには,様々な人の立場に立って,たくさんの視点から考える必要があるのですね。よい学習ができましたね。

 6年生が登校できる日は,卒業式を入れてあと7日です。

 

6年生作成献立~④6班・⑤5班~

 先月から,6年生が考えた献立が給食に登場しています。家庭科の時間に,これまでに学習したことを生かして班ごとに考えました。卒業に向けた思い出作りも兼ねています。

 2月21日(火)の献立は,米粉パン,ブラック&ホワイトチョコクリーム,あじフライ,チョレギ風サラダ,白菜とあさりのスープ,レモンゼリーでした。献立を考えた6班の子どもたちによると,「みんなが好きそうな物の中から栄養の高いものを選んだ。」とのことでした。海の幸も豊富に取り入れたところが「さすが」ですね。

 そして,今日の献立は,わかめごはん,ジャンボからあげ,おひたし,コンソメスープ,ガリガリくんでした。献立を考えた5班の子どもたちによると,「自分達の好きな物を加えた上で栄養バランスを考えた。」とのことでした。正直でいいですね。「おすすめ」のわかめごはんとからあげの組み合わせも,とてもよかったです。

 6年生作成献立は,残すところあと1回です。

   

 

ボランティアによる読み聞かせ

 読み聞かせボランティアの皆さんによる,今年度最後の読み聞かせがありました。昨年度は,新型コロナウイルスの影響で中止もありましたが,今年度は,予定していた全ての回を実施できました。子どもたちも毎回楽しみにしていました。ありがとうございました。

 読み聞かせ終了後,6年生には,6年間でどんな本を読み聞かせていただいたのかを1冊にまとめた冊子をプレゼントしていただきました。6年生は配られた冊子を手に取り,「これ,覚えてる?」などと口々に言い合いながら,懐かしそうに見入っていました。

       

 

6年生を送る会

 児童会主催の6年生を送る会を開きました。今年の送る会は三部構成でした。

 第一部は,縦割り班ごとに割り当てられた教室に集まり,手作りのプレゼントを渡して6年生に感謝の気持ちを伝えました。縦割り班遊びや毎日の清掃,集会活動など,海道小学校は縦割り班活動を特色の一つとしているので,下級生が6年生にお世話になる場面がたくさんあったと思います。

 第二部は出し物の披露です。合唱や合奏,エール,ダンスなどで学年ごとに6年生に感謝の気持ちを伝えました。体育館での密集状態を避けるため,出し物を体育館で見るのは6年生だけにし,他の学年は,テレビ会議システムを使って教室で見ました。

 出し物の後,5年生の代表児童が6年生に感謝の言葉と共に卒業式で胸に付けるコサージュをプレゼントしました。さらに,1~5年生全員からの歌のプレゼント(事前に撮影した画像)を上映し,6年間の思い出のスライドを上映しました。最後に6年生から感謝の言葉と共にお礼のプレゼントが手渡されました。プレゼントは6年生が作った雑巾です。「これで学校中をきれいにしてください。」と託されました。

 第三部は縦割り班遊びです。ロング昼休みの時間に,5年生が企画した「十文字鬼ごっこ」をして,みんなで楽しみました。校庭中に歓声が響いていました。

 最上学年として,中心となって会の準備をした5年生は,この1か月でずいぶん頼もしくなりました。これからは,自分たちが海道小学校を引っ張っていくんだという自覚も大きく育ったことと思います。これからの活躍が楽しみです。

               

放送委員によるクイズ大会

 昼休みに,放送委員会の企画によるクイズ大会「海道Q~クイズの壁を突破しろ~」の決勝が開かれました。予選をしたのが1月25日でしたので,約1か月ぶりの決勝戦でした。会場の体育館も盛り上がっていましたが,1年生の教室も盛り上がっていました。

 

 

創立記念日

 今日は,海道小学校の創立記念日です。

 海道小学校は創立38年目の若い学校ですが,今の海道町公民館があるところにつくられた,豊郷尋常高等小学校海道新田分教場(1907~1954)と,次いで今の海道町児童公園があるところにつくられた,豊郷中央小学校海道町分校(1955~1985)の歴史を合わせると,100年以上になります。昇降口には,それらの歴史の簡単な解説と,分校の様子を描いた当時の子どもたちの絵を掲示していますので,ご来校の際は,是非ご覧ください。

 朝の学習の時間には,校長先生が海道小学校の歴史を話してくださいました。1年生の教室では,建設中の校舎の写真が画面に映し出されたり,昨年度までの卒業生の数が1,333人にもなることが紹介されたりする度に,驚きの声が上がっていました。給食はお祝い献立でした。みんなでケーキを食べて,学校の「誕生日」を祝いました。

 明日はちょうど祝日です。保護者の皆様には,ご自身の小学校時代の思い出や,今の場所に越してきた頃の周りの様子などを,是非,話してあげていただきたいと思います。身近な人や地域の「歴史」に興味をもった子は,きっと歴史が好きになります。

   

6年生作成献立~③2班~

 6年生献立の第3弾は,たらこスパゲティー,こんにゃくサラダ,アップルパイでした。考えてくれた2班の子どもたちによると,「スパゲティーは給食によく出るけど,たらこスパゲティーは出ないから。」とのことでした。確かに,たらこスパゲティーを給食で食べた記憶はありません。よく思いつきましたね。

 ところで,アップルパイは,昨年度も6年生作成献立に登場した人気メニューです。完全手作りとまではいきませんが,りんごのシロップ煮は給食室で味付けをし直し,一つ一つのパイ生地に手作業でりんごを載せ,給食室のオーブンで焼き上げてくれたものです。やはり焼きたては香りも食感も違います。調理員の皆さん,ごちそうさまでした。

 

 

今年度最後の授業参観

 今年度最後の授業参観を実施しました。6年生をはじめ,これまでの成長を振り返ったり,学習の成果を発表したりしたクラスはもちろん,通常の授業を行ったクラスでも,4月からのこどもたちの成長を感じていただけていたら幸いです。保護者の皆様には,お忙しいところご参観くださりありがとうございました。緊張しながらも頑張ったお子様をたくさんほめてあげてください。