日々の様子

日誌

卒業生としての誇りを持って

3年生の卒業式練習が本格的になってきました。本日は、心構えの確認、服装頭髪のチェック、入退場および卒業証書授与の流れ説明を行いました。今迄に培われた生徒相互・生徒と教師の良好な人間関係がにじみ出た和やかな雰囲気の中、所作に感謝の気持ちを込めようとする連帯感が感じられる練習でした。卒業式までの登校日数が10日余りとなりますが、練習を重ねるごとに所作の精度が高まってくることでしょう。当日は、古里中学校を卒業していく決意と誇りが感じられる厳粛な卒業式になると期待しています。
  

  
  
【3年生の意見】

・卒業式の練習をすると、卒業の実感が湧いてきました。

・練習で寂しさを感じています。泣きそうになりました。

・みんなが泣けるような卒業式にしたいです。

・厳粛な雰囲気の中、体育館に響き渡る大きな返事をしたいです。

・歴代で最高の卒業式にしたいです。

・返事の声と所作を通して、良き伝統を残します。

卒業が迫る3年生の昼休み

卒業式までの登校日数が僅かとなってきた3年生の昼休みの過ごし方は様々です。校庭で運動に励む生徒、図書室で静かに読書をする生徒、教室で勉強をする生徒、生徒会の係活動をする生徒、仲間と楽しく雑談をする生徒と多様な過ごし方をしています。どの3年生も古里中学校で過ごす時間を大切にしているように見えました。

「青雲の志」「友垣の和」「冴えた知性」を目標に3年間励んできた古里中学校の卒業生として、プライドを持って次のステージで活躍するものと確信しています。

【3年教室のカウントダウン・カレンダー】
  
【昼休みの様子】
  
   

西門の横断幕が新しく(PTAより)

25()、新潟県苗場スキー場において、全国中学校スキー競技大会(アルペン・スラローム種目)に出場した髙倉凛さんの健闘を祝して、横断幕が新しくなりました。

髙倉凛さんのコメント「中学校最後の大会なので、思い切り滑りました。結果には満足していませんが、3年間で一番良い成績を残せたので悔いはありません。」
 

校舎も心もピカピカに

トイレ清掃係の生徒はいつも心を込めて清掃作業を行っているので、西校舎のトイレは改修後の9月下旬から、便器も壁も床もピカピカの状態が続いています。2学年の係生徒に聞いてみると、「みんなが気持ち良く使えるように清掃しています。」「いつまでもきれいな状態を保てるように努力しています。」「汚れていても、きれいにすると嬉しくなります。」「清掃することで、心が洗われます。」等の意見が出ました。今の2年生は4月になると最高学年になります。新入生にトイレ清掃の心構えとノウハウを教えてほしいものです。

なお、宇都宮市教育委員会HPには、古里中学校の清掃時の写真などが掲載されています。(2月末日まで)

【2年生の清掃の様子】
  

 
 

生徒の健やかな成長のために

本日、学校保健・学校給食委員会を開催しました。本委員会は、学校における保健および給食にかかわる諸問題の改善を図ることを目的とし、年1回実施しています。今年は、委員会の前に学校給食の試食を行い、生徒の配膳の様子を見学していただきました。委員会では、各種報告の後、学校内科医の小島原先生より講話がありました。「寒さから健康を守ること」と「笑いによる効果」について興味深い話を聞くことができました。また、学校歯科医の天沼先生からは将来の歯肉炎の危険性を示唆していただき、学校薬剤師の後藤先生からはダニ・アレルゲン検査結果を踏まえた助言をいただきました。質疑応答では、予防接種・マスク交換の頻度・インフルエンザ予防・ハセッパー水の効果等について活発な話し合いが行われました。学校医・保護者・教職員がそれぞれの立場から本校の実態や改善のための具体策について意見交換ができ、生徒の健やかな成長に繋がるものでした。
 
      試食会の様子             給食メニュー

 

     委員長あいさつ          PTA会長あいさつ
  
    養護教諭からの報告        保健主事からの報告      食育主任からの報告
 
      生徒会給食委員長と保体委員長からの報告
  

 学校医:小島原先生の講話       笑いヨガの実践「ホッホッハハハ。イェーイ」

 

 

 

 

 

 

 

地域に支えられて

本日、今年度最後の地域協議会を開催しました。今年度の事業報告および次年度の計画を確認し、学校マネジメントアンケートの結果を踏まえた貴重な意見の交換をすることができました。また、部活動環境の改善や学習支援ボランティア募集についても協力的な意見を聞くことができました。地域ぐるみで生徒の健全育成を支えていただいていることに感謝いたします。
     

      谷内会長のあいさつ        中村校長のあいさつ
    

                         協議の様子

立志式に思いを込めて

本日、2学年の立志式を行いました。中村校長からは、立志のための3つのステップ「1:これまでの自分を見つめ直す。2:今の自分と向き合う。3:将来の自分を考える。」の話がありました。代表生徒による「立志の作文」では、「世界の人々の笑顔のために海外青年協力隊でボランティア活動をしたい。」(小林楓奈)、「将来の夢は中学校の先生になること。」(深澤澪)と頼もしい発表がありました。また、実行委員による発表では、保護者への感謝の気持ちを寸劇と歌で伝えました。参観された保護者の方々は、生徒達の成長の跡が見られたことだと思います。

【代表生徒の作文発表】
   

       深澤 澪 さん       代読する上田ひより さん

【実行委員による寸劇と学年全体の合唱】
   
   

【家族からのメッセージ】
   

学習形態いろいろ

今週は相互授業参観週間と位置づけ、7人の先生が授業を公開しました。英語はペア学習を使い、対話練習やロールプレイにより買い物場面での基本的な英語表現を身に付けるものでした。数学は個人学習から任意のグループ学習へ移行し、思考力と説明力を養うものでした。各教科で学習形態の工夫を凝らして、「学び合い」を通した学習意欲の向上を図り、『確かな学力』の向上を目指しています。

【松本教諭による2年英語の授業】
  

【渡邉教諭による1年数学の授業】
  

統計から見えてきたこと

平成3012月12日に3年生が実施した「宇都宮市学習内容定着度調査」の結果が返ってきました。中学校3年間でどのくらい成長できたかを見るために、3年前に受けた小学6年生の結果(白沢小学校と岡本北小学校の平均値を使いました。)と比較しました。

【中学3年生の国語と数学の観点別正答率で成長が顕著なもの】

国語 ・書く能力 +6.6

 ・言語についての知識・理解・技能 +4.9

数学 ・数学的な見方や考え方 +4.4

 ・数学的な技能 +4.4

*数値は市の平均を基準として、相対的に表しました。

    例)国語の観点:書く能力の場合

      +6.6=(中学3年時+5.1)-(小学6年時-0.5

上記の結果を考察すると、小学校で培われた学びに向かう習慣づくりを基盤として、中学校での継続した指導が実を結んできたのではないかと考えます。また、小中一貫教育の研究テーマ「コミュニケーション能力の育成」と「学ぶ意欲の向上~確かな学力の向上」が浸透してきたことの証とも考えられます。そして、数値が上がっている最大の要因は、生徒達の素直で前向きな姿勢であることは間違いないでしょう。なお、今回の詳細なデータは3月にHPで公表します。

学力向上研修(英語)を行いました

本日5校時、1年3組で校内学力向上研修として英語科の公開授業を行いました。内容は、グループ活動の受け答えを通して、自分が紹介したい人物を英語で表現するものでした。生徒達は「Clear Voice」「Eye Contact」「Reaction」を意識して、活発にスピーチに取り組んでいました。英語を通して、主体的・対話的な学びが行われました。

【鈴木()教諭とデニスALTによる授業の様子】
  

授業後の研究会では、「言語活動を取り入れた、主体的・対話的な深い学びの視点からの授業改善」を研修テーマとして、協議を行いました。講師の綱川淨恵先生(県教委)には、昨年度からの2年間で10回にわたり指導助言をいただきました。今後、学校体制で学力向上するための視点も示唆していただき、有意義な研修となりました。

【研究会の様子】