日誌

ヘクソカズラ

 

傷つけるとくさい匂いがするので,万葉集の時代から「くそかずら」と呼ばれていました。そこに,「へ」まで付け足されてしまいました。しかし,花は可憐で,秋に実る果実は美しく,昔から,薬に役立っていました。学校の周りのフェンスにたくさん葉を茂らせています。これは,近所に住む,中臣正之さんが,「一度名前を聞くと忘れられない植物でしょう。子どもたちに紹介してください。」と言って,今朝持ってきてくださいました。子どもたちは,「変な名前。」とか「におうかな。」と言って興味深く見ていました。