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地域の彫刻家 丑久保さんの作品を鑑賞しました

 地元の彫刻家で木彫家の丑久保健一さんの作品を鑑賞しました。鑑賞したのは「10∞のボール」です。

 本校の昇降口にも卒業記念品として一つ飾られています。

清原中央小学校の青木校長先生を講師にお招きし,4年生から6年生までの児童41人が授業に臨みました。青木先生は図工が専門の先生で,丑久保さんとも親交があり,このような機会を設けることができました。

 たくさんのボールの中からから自分のボールを一つ選び,目をつぶってさわったり,木目を確認したり,友達のボールと比べたりしながら,特徴をつかみ,ボールに名前を付けました。

このボールは陸のボールと名付けられ全部で108個あり,海のボールと名付けられた108個のボールは,作家の立松和平さんとともに,船に乗り,太平洋に流されたというお話を伺い,子供たちも驚いていました。

作者は,作品を通して伝えたいことが必ずあるのだと知り,子供たちはそのメッセージを懸命に考えていました。

 

~以下子供たちの感想です~

〇108個のボールを触ってもっと芸術が好きになりました

〇授業を通して、自分の考えを友達と共有したり友達の考えを聞いたりすることは、とても楽しいことだなと改めて思いました。

 〇この特別な授業で小さい一つのボールから色々なことが考えられてとても面白かった!

〇見たのは木のボールだけどなぜかすごく命の大切さが知れました。

〇この授業で知らなかった作家さんのことを知ることができたし、昇降口にあったなぞのへこんだボールのことも知ることもできてとても勉強になりました。

 

地元の篠井地区に,こんな素晴らしい作品を作った方がいらっしゃったことにも感動する一日になりました。