棚原先生（栄養教諭）による出前授業が始まりました。内容は，１年生保健体育科「食生活と健康」です。

　授業のポイントは４つありました。「朝食の大切さ」「摂取エネルギーと消費エネルギーの関係」「栄養バランス」「給食の大切さ」です。

　まず，「朝食の大切さ」について。やはり朝食は，決まった時間に適切なエネルギーを摂らないと，午前中の活動に支障をきたすことがわかりました。１年１組の生徒さんたちは，お互いに教え合いながら活動していました。

　次に，「摂取エネルギーと消費エネルギーの関係」について。「摂取エネルギー＞消費エネルギー」だと肥満の原因になり，「摂取エネルギー＜消費エネルギー」だと疲労の現任になるそうです。単純に痩せるという結論ではないようでした。(^0^)　ここで，タブレットから陽南中のホームページにアクセスし，６月の献立とカロリーについて調べました。給食は，毎日，１食分が８５０～９００キロカロリーなるよう計算されて作られているそうです。しかも，「栄養バランス」が完璧で，摂取する食塩量も細かく計算されているそうです。毎月，こうした献立を考えている棚原先生は本当にすごい人ですね。残さず食べるようにすることが，自分の健康を（５０年先の自分の健康も）維持することにつながります。

　ちなみに，中学生の消費カロリーは，１日あたり約２５００キロカロリーだそうです。したがって，朝食と夕食で，１６００キロカロリーぐらい摂取する必要があります。ただし，あくまでも栄養バランスが重要なので，お菓子で１０００キロカロリーを摂るというのはダメです。１年１組の生徒たちは反応が早く，温かい雰囲気の中で「食生活と健康」について学び合いました。