横川西小学校から

幻の陸稲 収穫!

 宇都宮の在来品種で,「幻の陸稲」とされてきたエソジマモチ。今年度も本校の5年生が宇都宮白楊高校と連携し,学習を進めています。

 9月27日(火)には,その収穫,稲刈り体験を実施しました。まず,学校近くの瀧尾神社に行き,白楊高校の先生から,エソジマモチの歴史についてお話を聞きました。瀧尾神社には,明治20年代にエソジマモチを育成した篤農家・篠崎重五郎さんの功績を讃えた記念碑が建てられており,その石碑を前に,盛んに栽培されていたころの様子や都市化によって畑地が激減し作る農家がなくなったこと,研究所に少しだけ残っていた種もみを白楊高校の先生と地元の農家の方が育て,復活させたことなどを学びました。

 その後,圃場に移動し,白楊高校の3年生と一緒に稲刈り体験をしました。鎌を使って稲を刈るのは初めての子供たちばかりでしたが,高校生に優しく教えてもらいながら楽しく活動することができました。

 今後も白楊高校の先生や生徒のみなさんに来校してもらい,エソジマモチについて学びを深めていく予定です。