横川西小学校から

創立記念日に向けて⑤

 明日は本校の創立記念日です。創立してから124年目になりました。

 今日の給食は創立記念日献立ということで、「牛乳、お赤飯(ごま塩つき)、鶏肉の漬け込み焼き、おひたし、お祝いすまし汁」でした。

 

 

 

 

 

 

 さて、創立記念日に向けた最終回として、本校の校歌についてお伝えします。

 現在も大切に歌い継がれている校歌は、創立60周年を記念して昭和36年(1961年)に制定・発表されました。

 それ以前にも校歌はありましたが、昭和16年(1941年)に作られたもので、太平洋戦争勃発当時の世相を反映し、戦時色を感じる歌詞となっていたため、作り変えられました。

 作詞は、栃木県が生んだ詩人・作家である泉 漾太郎(いずみ ようたろう)先生、作曲は、童謡の作曲家であり、校歌の作曲家でもある 平岡 均之(ひらおか きんし)先生です。

 当時、非常に有名だったお二人に作っていただいたすばらしい校歌ですが、ちなみに、2番の歌詞に出てくるポプラの木は、昭和35年度(1960年)の卒業生の記念樹で、「すくすくのびるように」という願いが込められ、校歌の中にもその気持ちを織り込んだそうです。

 これからも大切に歌い継いでいきたい自慢の校歌です。

 写真は、校長室にある校歌が書かれた額です。

 

 

 

 

【横川西小学校 校歌】 作詞 泉 漾太郎(いずみ ようたろう)、作曲 平岡 均之(ひらおか きんし)

  1.朝雲しずかに 流るる空に

   歌声あふれる 学びの園生(そのう)

   かがやく希望に 結びて集(つど)う

   精神(こころ)に草萌(も)え 花かおるなり

   たのしや横川(よこかわ) わがふるさとの

   西校文化を 育(はぐく)み綴る

 2.みどり葉あかるく そよげる 窓 ( まど ) に

   童心あふれる 学びの 園生 ( そのう )

   伸びゆく 知徳 ( ちとく ) を 求めて集う

   誠 ( まこと ) にポプラの 夢あらたなり

   うるわし 横川 ( よこかわ )  わがふるさとの

   西校歴史を  培 ( つちかい ) い誇る

 3. 夕陽 ( せきよう ) まど かに うつろう野辺に

   健康あふれる 学びの 園生 ( そのう )

   かかげる理想に  誓 ( ちか ) いて集う

   瞳 ( ひとみ ) に男体 峰ほがらなり

   なつかし 横川 ( よこかわ )  わがふるさとの

   西校平和を  営 ( いとな ) み飾る