学校日誌(日々更新中)

【日誌】10/27 5年わくわくタイム「脱穀」

今日はいよいよ脱穀です。
いつもお世話になっている藤井さん、赤羽さん、中澤さんご夫婦のご指導をいただきながら、昔のいろいろな方法で、脱穀を体験しました。なお、今回もNHKの取材が入りました。今夜18:40からのニュース640に登場します。
 
①こきばし・・・・稲を挟みながら、稲を引いて脱穀。少量しか処理できません。
 
②木づち(ちちんぼなど俗称多数)・・・・稲を木づちで打って脱穀。力が必要です。
 
③千歯こき(江戸時代の発明で、こきばしがたくさんついているくし型)・・・・稲束を千歯に刺して引くと、ぼろぼろと取れました。処理能力はこきばしの10倍以上です。
 
④からさお(からさ、くるり、くるり棒)・・・・木や竹の棹先に取りつけた棒や板を回転させて、稲を打って脱穀するのですが、コツをつかむのに苦労しました。木づちのバージョンアップ版です。
 
⑤足踏み式脱穀機(明治時代に発明)・・・・足で踏み板を上下させると,針金がついたドラムが回転します。そこへ稲をのせると、みるみる脱穀できました。千歯こきの5倍でしょうか。10倍かもしれません。
★こうやって、道具を工夫し、農作業や生活を便利にしてきた先人たちって、スゴイ!
  
最後に、わらを編んで「わらなわ」を作りました。もみ殻も使い道があると聞いて、お米だけでなくすべてをリサイクルする稲作文化に感心しました。今日の感動体験を表すかのように、天高く跳び楽しみました。