【日誌】6年生体育で要請訪問授業研究会実施
6年生の体育「器械運動(マット運動)」の単元で
要請訪問授業研究会を実施しました。
宇都宮市教育委員会より指導主事の先生を指導者としてお招きしての研修会です。
本校の今年度の研究主題は「主体的に考え、学び、高め合う児童の育成」です。
今回の授業では、子供たちは「倒立」に挑戦しますが、
① 一人一人が自分の能力に適したレベルを目標として選択し挑戦すること、
② 1人1台端末を使って録画した技を友達と見合い、課題を見つけて
アドバイスをし合いながら技能の習得につなげていくこと
の2点を取り入れて授業を行うことが、「子供が主体的に考え、学び、高め合う」学びにつながっていたかどうかを授業中の子供たちの姿を通して研究します。
【授業の様子】
「壁倒立」「倒立前転」「倒立」「倒立ブリッジ」「ハンドスプリング」「バク転」。
体育館全体を使って、6つのコーナーを準備。
自分が挑戦する技のコーナーで、同じ技に挑戦している友達と共に取り組みます。
どの子もみんな、自分が目標とする技に熱心に取り組んでいました。
各自の課題を確認する時間には
自分の姿を撮影してもらい、動画を見ながら課題について話し合い、再びチャレンジ。
みんな汗びっしょりです。
運動量がしっかり確保されていることがわかります。
授業の最後には、壁倒立ができるようになった子と今回初めてバク転にチャレンジした子が
今日の成果をみんなの前で披露。
大きな拍手をもらって嬉しそうでした。
みんな一緒の目標で他と比べるのではなく
「各自が自分に合った目標を設定し、学び合いながら、それに向かって一生懸命に頑張る。」
「友達の頑張りやその子なりの目標への到達を、みんなで喜ぶ。」
そんな姿が見られた素晴らしい授業でした。
【授業研究会】
放課後の先生たちの研究会では、2つのグループに分かれて協議しました。
1人1台端末を使い、ジャムボードで意見交換。
その後、話合いをし、成果と課題について発表し共有しました。
指導主事の先生からは、授業のよかった点とともに
さらなる学び合いを進めるために必要なことや
体育科の授業において大切なことなど、多くのことをご指導をいただきました。
今回の研究会で得られたことを、今後、各クラスでの授業に生かし
さらに研究を進めていきます。