【日誌】6年生社会科歴史学習
6年生の社会科の授業で、歴史分野の学習が始まりました。
6年生の社会は副校長先生が担当していますが、昨日は「歴史は何で調べることができるの?」がテーマの特別授業です。
初めに田原小学校の昔の写真を見て、「昔は校庭が狭い」、「校舎が違う」など、学校の歴史の移り変わりを見つけました。
写真がない時代は当時の人がかいた「絵」や「本」で知ることができるよ、ということで、江戸時代の古文書の文字を読むことにチャレンジ。宇都宮の南部地域にいた動物や昆虫などの名前が書かれたものでしたが、ひらがなでも昔の書き方がちょっと違うので、結構難しかったようです。
「絵や本もない時代の歴史は何で分かるの?」の質問には、子供たちから「土の中から土器がでてくる」との答えが。副校長先生は以前に遺跡の発掘調査もしたことがあり、写真で土器が出てくる様子などを教えてもらいました。
そして、副校長先生が用意した土器や石器に触れる体験コーナーに。打製石斧、磨製石斧などの石器の触れたり、縄文土器の破片をパズルのように組み合わせたりと、子供たちは楽しく体験していました。
さらに今日の授業では、縄文土器、磨り石と石皿、石斧、矢じりのそれぞれ道具をどのように使ったのか、何のために使ったのかを調べました。改めて見て触って予想を膨らませ、図書資料やインターネットで調べていました。
本物に触れる授業を通して、子供たちからは、「土器をもっと調べたい」、「どんなくらしをしていたか調べたい」、「歴史上の人物のことを調べたい」などの今後のめあてが聞かれました。これからも歴史に興味を持って、進んで学習に取り組んでほしいと思います。