児童の活動記録

2019年12月の記事一覧

3年盲導犬ふれあい教室を開催

東日本盲導犬協会からゲストティーチャーと盲導犬に来ていただき,ふれあい教室が開かれました。
3年生は総合「やさしさ探検隊」で福祉について勉強したり,国語の教科書で盲導犬の訓練について読んだりしていますので,本物の盲導犬に興味津々です。

はじめに,目の不自由な方の歩き方や困っているときの介助の仕方などを学びました。説明の間も「ダウン,ウェイト」の指示で,いちごちゃん(盲導犬)は身動き一つしません。ハーネスが付いているときは仕事中なので,「さわらない,話しかけない,餌をあたえない」の三つが大切だと教わりました。

その後,いよいよ体験です。残念ながら代表児童だけでしたが,障害物として置かれた椅子やカラーコーンを避けながら誘導してくれました。見ていた児童も盲導犬の賢さにびっくり!

最後に全員がハーネスを外したいちごちゃんとふれあい,出前授業は終わりました。
街で白杖や盲導犬を連れた人に出会ったら,自分たちにできることは何か?
また一つ「やさしさ」を見つけることができた3年生でした。

5年 ふれあい文化教室を開催

音楽の授業では,太鼓や笛など日本に古くから伝わる楽器や音楽について学習する機会があります。今日は5年生が伝統文化にふれあうことを目的としたふれあい文化教室に参加して,琴と尺八を体験しました。

まずは琴や尺八の説明を受け,先生方のお手本の演奏を聴かせていただきました。本物の演奏を間近で見られて,みんな興味津々,特に尺八の側にいた児童は音色に圧倒されました。

その後,1組と2組それぞれ2グループに分かれて,実際に琴と尺八の体験をしました。
琴のグループは,漢数字の書かれた楽譜を前に「五,四,五,十,八,七」と読み上げながら弦を弾いていきます。「さくら~,さくら~」始めはたどたどしかった演奏も繰り返すうちに上手に!

尺八は,プラスチック製の練習器でまずは音が出るか挑戦!
唇の当て方も難しいし,姿勢が良くないと音が出ません。なかなか音が出なくて,みんな悪戦苦闘です。

最後に清水先生も参加してみんなで演奏!素敵な音色が音楽室に響きました。
短い時間でしたが,伝統音楽を体験出来て良かったです。

スマホ・ケータイ安全教室を開催!

5校時にNTTドコモから講師をお招きして,6年生を対象とした「スマホ・ケータイ安全教室」を実施しました。
県内でSNSを利用した未成年の誘拐事件が発生し,テレビの中の出来事とは言えなくなってきました。本市ではスマホ・ケータイは持たせない運動を進めていますが,本校6年生の所持率は市平均を大きく上回っているのが現状です。

SNSによる友達とのトラブルや個人情報の漏洩による危険など,本当にあったら怖い事例をたくさん聞くことができました。

最後に子どもたちは3つの約束をしましたが,保護者の皆様にもお願いすべきことがありました。

事情により仕方なく持たせるならば,フィルタリングとルールの設定を忘れない!

大切なお子様の身を守るためにも,必要なことかもしれません。

土曜授業お世話になりました!

本日は全市一斉土曜授業でした。多数の保護者・地域の皆様にご参加いただき,子どもたちの様子を見ていただくことができ,教職員一同うれしく思います。


1年生は道徳の授業でしたが,背筋をピンと伸ばして教科書を読んでいる姿に4月の入学したての頃を思い出して,成長を実感させられました。


2年生は生活科で子どもまつりを開きました。3時間目には,1年生を招待して楽しい出店を開いて大活躍!ゲームの内容や景品づくりはもちろん,セリフやダンスまで考えて,さすが2年生でした。


3年生は昔のくらし体験で七輪を使ってお餅を焼きました。なかなか炭に火がつかなかったり,餅が焦げてしまったり…昔の人たちは大変だったと思いを広げました。


4年生は総合「ごみダイエット大作戦」で学んできたことを生かして,自分たちの不要な物を持ち寄り,学年物々交換会を開きました。この後全校での取り組みになるかは楽しみな所です。


5年生は市教委から河内先生をお招きし,「スマホ・ネットの正しい使い方」について勉強しました。実際に逮捕されそうになった話など,スマホに関するちょっと怖い話がたくさん紹介されて,保護者の方々も思わず真剣に聞きたくなる内容でした。


6年生は修学旅行を通して感じた鎌倉のすばらしさをガイドブックにはない,自分たちの言葉で紹介し合いました。百聞は一見に如かずとはよく言ったもので,どのグループも説得力のある内容でした。


本校ではPTAバザーも同時開催されて賑わいをみせました。今年は手作りの小物や小さくなって着れなくなった体育着なども出品されて,献品のご協力ありがとうございました。

朝早くや放課後にバザーの品物の受付や値付けをしていただいた事業部の皆様,七輪体験をサポートしていただいた3年学年部の皆様はじめ,保護者の皆様には大変お世話になりました。ありがとうございました。

人権週間が始まりました!

12月4日~10日までは第71回人権週間です。
昭和24年にスタートしたこの週間は,自由,正義及び平和の基礎となる基本的人権を確保することを目的にできた世界人権宣言の重要性を広く訴えかけてきました。しかしながらいじめや虐待,ネット上の誹謗中傷,各種ハラスメント,LGBTなどなど…まだまだ不当な差別といった問題が発生しています。
これからの時代を生きる子どもたちに正しい知識を身に付けると共に,「思いやりの心」や「かけがえのない命」について学んでほしいと願い,研究授業を行いました。

6年生の子どもたちは,これまで江戸~明治の学習を通して,優れた技能を持ちながらも不当に差別を受けてきた人々がいることを知っています。今日はさらに近代的な暮らしを送るようになった一方で,様々な社会問題が発生してきたことを学びました。
子どもたちは授業の中で,「我が身に置き換えて考える」ことで差別は許されないこと,勇気を出して行動することの大切さに気付いたようです。

放課後は我々教員も授業を振り返ってみんなで勉強しました。「こういう点がよかった。」,「こうすればもっとよく授業を進められたのではないか。」などなど,熱い話し合いが続きました。

来週月曜日は人権に関する児童集会です。保護者の皆様も人権について考えるきっかけとしてご覧ください。