児童の活動記録

着衣水泳教室開催!

「着衣水泳って何?」って聞かれそうですが
先週金曜日は5年生に,今日は6年生に,初めての試みでしたが,着衣水泳教室を開きました。
日本では,毎年300件程度の中学生以下の子どもの水の事故があります。そしてその7~8割は服を着た状態で起きています。
着衣水泳は濡れた衣服を身に付けて泳ぐ練習をするのではなく,次の二つを目的に行います。
①水に濡れると服は重く,動きづらくなることに気付く。
②おぼれた時はあわてずに,浮いて,助けを待つことを知る。



田原西小の周囲にも危険な個所はたくさんあるので,その話からスタートしました。
そして,膝位の深さでも水の流れが速いと,足をすくわれて溺れることがあることを,小プールで体験してみました。


水の流れの強さにどの子もびっくり,立っていられない児童もいました。
その後,大プールで水筒やビニル袋,トートバックでも浮くことができることを学び,実際にペットボトルを利用して浮く練習をしました。

5年生は最初こわごわでしたが,だんだんと水の中でも力が抜けていきました。バディのサポートがあるから安心して浮くことができます。

6年生はさすが上手に背浮きができ,ペットボトルがなくても浮いていられる子もいました。


最後に全員で水辺のルールを確認しました。
 〇水辺に遊びに行くときは,必ず大人と一緒に行くこと
 〇ライフジャケットを着用すること
 〇おぼれても絶対に助けに行かず,大人を呼ぶこと
 〇おぼれた時はあわてずに浮いて待つこと


「長い夏休み,安全に気を付けて生活してほしい。」
そんな願いを込めた授業,5,6年生が真剣に聞いてくれてうれしかったです。
また今回,4名の保護者の方が,学習支援ボランティアとして5年生の教室で監視役をお手伝いしてくださいました。大変ありがとうございました。