3年生は，今度の総合的な時間の学習で「わたしたちのくらしの昔さがし」をテーマとして，今後それぞれの課題を見つけ，課題を解決していきます。今日は，日頃から放課後子供教室ボランティアや書写ボランティア，昔遊びボランティアなどでたいへんお世話になっている，渡辺憲郎さんに協力していただいて，昔の生活・昔の遊び・昔の学校生活などたくさんのお話を聞くことができました。
　　
　渡辺さんからはいろいろな話をしてもらい，子供たちは驚きながら聞いている様子でした。
「テレビも洗濯機も冷蔵庫も無かったからお母さんが大変だった」「小学4年生からは，家に帰ったら薪割りを毎日やっていた」「365日納豆を食べていた。お肉なんて珍しかった」など昔のくらしには大変な苦労があったということが分かりました。
　一方で，「習字で使う半紙は1枚しか使えなくて，新聞紙に練習していた。練習に使った新聞も捨てるのではなく，家に持ち帰って薪を燃やすのに使った」などの話から，誰もが当たり前に紙を大事にしていたという心温まるエピソードも聞くことができました。
　
　子供たちは，一生懸命話を聴き，メモをとることができました。真剣な眼差しはとても素晴らしかったです。
　これから，昔道具を実際に体験したり，インターネットで調べたりしながら自分で学びたい課題を見つけ，調べ学習が始まります。とても楽しみですね。渡辺憲郎さん，本日はありがとうございました。