3年生

2017年12月の記事一覧

3年生 もうどう犬のふれあい教室

 3年生は国語で説明文の「もうどう犬の訓練」を学習しています。そこで今日は,盲導犬協会の方に来てもらい,実際に盲導犬の働きを見ることができました。
 
 盲導犬のシルビィです。盲導犬協会の方が説明しているときも,「待て」の仕事を立派にしています。
     
 まずは,視覚障がい者についての説明を聞きました。「目の不自由な人」だと聞くと,全く見えないのではないかと思われがちですが,視野が狭い,ぼやけるなどの見えにくい方も,盲導犬のユーザーになるそうです。
 
 また,生活の中にある目の不自由な人のための工夫も紹介してくださいました。
 
 次に盲導犬育成に関する説明を聞き,訓練の実演を見ました。
 
 訓練士のお姉さんが英語でいろいろな命令を出します。「シット」「ダウン」「ウェイト」「カム」などです。その指示通りに盲導犬のシルビィは動きます。
待ての命令のときに,訓練士の人がいなくなっても忠実に待っている姿を見て,思わず子供たちからも「すご~い」「お~!!!」という声が聞こえてきました。
 
 最後に,アイマスク体験歩行を代表児童が行いました。アイマスクで目を隠して,盲導犬に誘導されながら歩きました。視界が真っ暗で歩くのは怖かった~!と話していました。シルビィは,障害物があったら何も指示されなくても避けて歩いたり,交差点の前で一度止まったりしていました。
 
 最後に,一人ひとりシルビィになでなでをしてお別れしました。
町で盲導犬を見かけたとき,普通の犬とは違って「仕事中」なので,「優しい無視」をすることが重要だと最後に教えてもらいました。