日誌

2024年12月の記事一覧

ICT機器を文房具に(2年生)

国が進めるGIGAスクール構想の中に「ICT機器を文房具のように使用する」という目標があります。

南小でも、授業に一人一台端末を使用するのは日常的な光景になりました。

2年生が行っていたのは、国語の学習です。

教科書を読んで、物語を場面ごとに表に整理していきます。

入力の仕方はそれぞれです。画面に文字を書いて入力する子。

キーボード入力をしている子。

分からない文字はローマ字表で確認していましたが、それでも皆すいすいと入力していきます。

低学年はノートを書くだけで一苦労なので、その分、学習の内容に集中できます。

「教科書から見つけたことを発表しましょう。」

従来の授業スタイルと併せることで、学習をより効果的に進めることができます。

学習の振り返りも一人一台端末で。

吸収の早い子供たちは、2年生でも一人一台端末を使いこなしていました。

残った時間でAIドリルの漢字練習です。漢字をなぞったり…

マスに直接書いたりと、段階を踏んだ練習ができます。

自分が書いた文字とお手本を重ねて表示することで、正しい字形に気付きます。

「よし、もう一回チャレンジ!」

「やったー!花丸だあ!」

目標をもって何度でも繰り返し挑戦できるのも、AIドリルの良いところです。

 

授業力向上を目指して(1年生)

11/29、学校全体の授業力向上を目指し、外部の先生をお招きしての授業研究会を行いました。

7月に続き第2回目の今回は、1年生の算数の授業を取り上げました。

今日の課題は「12-9」です。一の位から9は引けないけれど、どうしよう…?

まずは自分で考えてみます。「工夫すれば引けそうだよ!」

すぐに思いつかない子には、先生が声を掛けたりヒントカードを渡したりします。

 

どんな考えで計算したのか、隣りの友達に説明してみよう。

友達に説明することで、自分の考えを整理することができます。

「あれえ?2人の答えが合わないよ?」「どうしてだろう?」

考えの違いに気が付くのも、とても大切です。

1年生でも、しっかりと自分の考えを表すことができました!

考えが整理できているので、みんなの前でも堂々と発表できますね。

最後に、今日の学習と同じタイプの問題を解いてみて、理解度を図りました。

放課後には、先生方による授業研究会が行われました。

指導助言として、教育委員会から指導主事の先生をお招きしました。

子供たちが主体的に取り組める楽しい授業にしようと、活発な意見交換が行われました。