日誌

歴史から学ぶこと(6年生)

6年生の社会科で歴史を勉強しています。

今日は、「戦争は人々にとってどのようなものだったのか」について考えます。

今日の授業は、宇都宮市の中堅教員研修を兼ねているため、市内の学校から先生方が集まっていました。

「知らない先生がいっぱいいて、ちょっとドキドキするなあ」

 

最初に、戦争中の出来事を思い出し、項目ごとに付箋に書き込みます。

これまでの授業のまとめプリントが役に立ちそうだね。

みんなで相談したり、手分けをしたりして、どんどん書き出していきます。

書き込んだ事柄を、全体で確認してみましょう。

 

次は、それぞれの出来事に対する「人々の思い」を考え、貼っていきます。

「学校も戦争一色だったなんて、もっと楽しいことをしたいよね」

「原爆を受けた人たちは、『死にたくない』と思ったと思うよ」

 

それぞれのグループで出た意見を見て回ります。

「うーん、この考えは出なかったなあ」

同じ考えや良いと思った考えには、赤鉛筆でしるしをつけていきます。

 

戦争とは人々にとってどのようなものだったのか、一人一台端末を使って自分の考えをまとめていきます。

「戦争は、たくさんの命が奪われる残酷なものだと思いました」

「家も命も奪われる、切なくて悲しいものです」

 

子供たちにとっては遠い世界の出来事であった「戦争」ですが、今回の授業を通して、一人一人が深く考え、自分の言葉で表現することができていました。