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2021年7月の記事一覧
卵焼きと家庭の仕事(5年生)
先週,道徳の授業で「卵焼き」という物語を読みました。
今から70年ほど前,卵が今に比べて簡単に手に入らなかった時代のことです。
主人公の由紀は今度の遠足にもっていくお弁当にどうしても「卵焼き」が食べたいと両親にお願いします。しかし,由紀の家には卵がなく,他の家との距離もあるため,卵焼きは作れないと言われてしまいます。
次の日,遠足でお弁当を開くとそこには卵焼きが入っていました。
家に帰って母親に尋ねると,由紀のために父親が卵を他の家に貰いに行き,母親が卵焼きを作ってくれたことを知ります。
子どもたちは,由紀の両親が行った大切な家族のための行動を知り,自分も家族に支えられていることに気付き,「自分も家族の役に立ちたい」という思いを強めたようです。
道徳の授業では,自分で教材を読んで考えを深めるだけでなく,友達の意見を通して考えを深めます。
どのクラスでも,積極的に発表する児童が多くいました。
「いつもごはんを作ってもらっているから,今度は私が作ってあげたい。」
「洗濯や掃除をして,お母さんを楽にしてあげたい。」
たくさんのすてきな振り返りがありました。
夏休みには,家庭科で学習したことを実践して写真を撮る宿題も出す予定です。
料理や裁縫,整理整頓など,ぜひ様々なことに挑戦する夏休みにしてくださいね!