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石山の歌
昭和30年(1955年)作 佐藤 武監督 46分
[作品概要]
宇都宮市の大谷を舞台にした劇映画。音楽好きな女教師が生徒やその父母のかたくなな心を音楽で明るくしたという実話の物語です(白黒作品)。当時の大谷町の風景を垣間みることができる貴重な映像です。また、当時の城山中央小学校校舎そして児童も登場します。
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[主題歌について] 「石山の歌」
作曲 杉浦すみ(城山中央小教員)
作詞 城山中央小3年児童
「石山の歌」は労働歌です。
当時、共働きで忙しく、なかなか子供とのコミュニケーションの時間を持つことができなかった親達に、子供が楽しく歌う様子を見て笑顔になってほしい、という想いで地元の教師だった杉浦すみ先生が創作された歌です。歌詞は、城山中央小学校当時の3年生が作詞しました。城山中央小学校第3校歌として歌い継がれています。
[歌詞]
チャッキンコーン チャッキンコーン
1 父ちゃん石おこし 石かたかんべな
腰が痛かんべな 腰もんでやっかんね
チャッキンコーン チャッキンコーン
2 母ちゃん こっぱはき しょいこ重かんべな
肩がはったぺな 肩もんでやっかんね
チャッキンコーン チャッキンコーン
3 小出し兄ちゃん 尺角しょってさ
はしご ゆっさ ゆっさ 強そうだなよ
チャッキンコーン チャッキンコーン
4 おれも今に 若衆になったらば
一日三十本も 切ってやかんなよ
チャッキンコーン チャッキンコーン
令和4年4月に「百年厨房」という書籍が発刊されました。
大谷を舞台としたお話で,その中に「石山の歌」が登場します。この書籍の巻末の謝辞に記載された内容を紹介します。
・作中で引用した「石山の歌」は実在の歌です。戦後,宇都宮市立城山中央小学校の三年生(当時)と,音楽教師の杉浦すみ先生が創作され,同小学校の第三校歌として歌い継がれています。(中略)ホームページで閲覧することができますので,ぜひご覧ください。