城央小日記

5年総合「さまざまな福祉について考えよう」

5年生が総合の時間に『障がい者当事者を講師とした講話と手話の体験教室』を実施しました。

市が主催している出前授業で,講師は東京デフリンピック応援アンバサダーとして活躍している本市出身の川俣郁美先生です。

川俣先生の講演は終止手話で行われました。

手話通訳の方もいらっしゃいましたが,子供たちの多くが,初めて手話を間近で見るということで,先生の手話を食い入るように見ていました。

日本における聴覚障がい者の割合や,普段の生活の仕方,2か月後に実施されるデフリンピックについてなど,クイズを交えながら分かりやすく説明してくださいました。

少しの間,手話通訳の方にお休みいただき,先生と子供たちだけで交流する時間がありました。

身振り手振りで先生にクイズの答えを伝える子供たち。先生との距離が縮まりました。

同じ「暑い」でも,暑さによって表情を変えるということを教わり,実際に手話で表現しています。

陸上競技で使われている,スタートランプも体験しました。

今日教わった「ありがとうございました。」の手話での,最後のあいさつです。

川俣先生がとても気さくな方で,授業後にも子供たちの質問に答えて下さり,交流が深まりました。

今日の学習を,ぜひ今後の生活に生かしていってほしいと思います。