文字
背景
行間
校長室からこんにちは
昇降口で…その2
急に冷え込みが厳しくなりました
校庭の木々も一気に色づき始めたようです
今朝も昇降口に立って,子どもたちを出迎えていると
一目散にかけてくる子がいます
「校長先生,今日はごみが落ちてなかった!」
そう言って伸ばした手には黄色く色づいた大きなイチョウの葉が…
素敵な朝の一コマでした
昇降口で…
毎朝、昇降口で子どもたちを迎えています。元気に挨拶してくれる子や寒そうに背中を丸めた子、出掛けに叱られたのか不機嫌そうな子…一人一人の異なる表情を見ながら声掛けをしています。
この所、2年生2名が競い合う様に校庭のゴミを拾って届けてくれます。もちろん二人は満足そうな笑顔です。
朝から素敵な行動と素敵な笑顔に出会えて、うれしい1日のスタートです。
2学期の始業式で…
西原っ子の素晴らしいところは,明るく素直で優しいところだと思います。
2学期の始業式で体育館に集合した時の子どもたちの様子を見てほしかったです。おしゃべりやふざけ合う姿も見られず,姿勢を保ちつつ,真剣に話を聞く姿に感心しました。
さらに,代表児童の挨拶では,高くてマイクが届かない下級生のために,横にいた6年生がすっとマイクの向きを変えて,聞こえるようにしてくれました。
誰に言われたのでもない。自然とそんな優しい行動が出る6年生の姿に感動するとともに,その様子を見ていた下級生が『自分もああなりたい!』と思うことで,西原っ子の伝統が受け継がれていくのだろうと思いました。
2学期のスタートにあたり,心が温まるエピソードでした。
1学期の終わりに…
4月に西原小に着任し,あっという間に半年が終わろうとしています。
子どもたちの明るさと優しさに,日々助けられながら,何とかやってこられました。
私が西原小に来て一番驚いたのは,子どもたちが感謝の言葉を言ってくれることです。
廊下をモップ掛けしていると,「校長先生,ありがとうございます。」
昇降口で朝,出迎えていると,「校長先生,いつもありがとうございます。」
これまで児童からこんな風に直接的に感謝の言葉を伝えられたことが無かったので,嬉しい気持ちというよりも,びっくりな気持ちの方が大きかったのかもしれません。思っていても伝えられないことが多い感謝の気持ちを,声に出して素直に伝えられるのは素晴らしいことだと思います。
この素直で素敵な子どもたちのために,もっともっと出来ることはあると思います。引き続き2学期も頑張ります。
校長室そうじで…
校長室そうじは3名,いつも大変よく清掃をしてくれるので,私は安心して校内の手の足りていない所をそうじしに行っています。
ある日のこと,女子児童2名が,床の板の隙間のほこりに気付いて,楊枝で掻き出してきれいにしてくれていました。「よく気が付いたね」と,声を掛けてみたところ,始めは落ちていた楊枝を使っていたが,折れてしまったので,今は家から持ってきてそうじしているとのこと。
「汚れている所を見つけたり,きれいにしたりできるので,そうじは楽しい。」
そう当たり前のように言って,ほほ笑む子どもたちの姿に,
「清掃を通して心をきれいにしているんだなあ」と嬉しくなりました。
新しい清掃場所になっても,汚れを探して,頑張って取り組んでね。