ブログ

校長室からこんにちは

雨の登校日に…

 昇降口でいつも登校してくる児童とハイタッチしています。

 朝ごはんは食べてきたかな?眠そうな顔をしていないかな?元気に登校してきたかな?そんなことを心に思いながら,子どもたちを出迎えています。

 先日の雨の中の登校日の出来事…,いつものように昇降口に立っていると,1年の女の子がハイタッチしようとした手を引っ込めました。雨で濡れてしまった手で校長先生とハイタッチするのが,気が引けたのだそうです。

 そんな思いやりのやさしさに触れて,笑顔でスタートの切れた朝の昇降口の出来事でした。

 

入学式で…

今年度もよろしくお願いします。

このコーナーでは,学校で見られた子どもたちの「元気・がんばり・思いやり」の姿を不定期でお伝えします。

 

今日は入学式でした。実はこの日に向けて校庭の花壇にチューリップと菜の花を植え,桜とのコラボをこっそり計画していました。200個近くの球根を一人で植えられる訳もなく,気づけば手伝ってくれる子どもたちが…

「来年入学してくる1年生が喜んでくれるといいね。」そんな声があちこちで聞かれていたのが昨日のようです。

入学式でも入場の時に小さな1年生の手を引いて,大きな6年生が背中を丸めて小さくなってゆっくり歩いていたり,嬉しそうな満面の笑顔で1年生の手をひき案内する姿が見られました。

今日入学した子どもたちが,上級生のやさしさを感じて,6年後にどう成長するのか楽しみでもあります。入学おめでとう♡♡♡

成長を感じた一瞬!

昨日は朝から雨…子どもたちは,傘をさしての登校です。

1年生の男の子が昇降口で傘についた水滴を払い,くるくるとまとめようとしていますが,最後のスナップがなかなかうまくとめられません。それを見ていた6年生の女子が,「やってあげる?」と優しく声を掛けます。

すると…

傘を渡すのかと思ったら,男の子はつけていた手袋を外して6年生に渡しました。そして,自分で傘をくるくるとまとめ,スナップでとめることができました。

4月には「やってもらっていた」ことも,いつの間にか「じぶんでできる」ようになっているんですね。成長を感じられた一瞬の出来事でした。

朝,昇降口で…

 朝は出来る限り昇降口で子どもたちを出迎えるようにしています。

 西向きで,朝は日陰の昇降口は,風が吹くととても寒いのですが,毎朝子どもたちの笑顔と元気な挨拶にほっこりしています。

 ときどき保護者の方が忘れ物を届けてくださり,受け取ることがあるのですが,今日はそのやり取りを見ていた5年生の男の子が,

「ぼくが教室まで届けましょうか?」と声を掛けてくれ,頼もしさを感じました。

 5年生にも最高学年になる自覚がしっかりと身に付いているんだなあと寒さを忘れた朝でした。

体育館の出来事

5年生が2泊3日の冒険活動教室の行ってきました。

冒険活動教室は親元を離れての2泊するという経験から子どもたちがグーンと成長する教育活動です。

実は出かける前に体育館の玄関を見た時に子どもたちの靴はバラバラでした。右に左に人の上に…反対方向を向けて脱いである靴はごく僅かでした。

帰ってきた時の子どもたちの靴の様子がこちらです。

いかがでしょうか?

「履物を揃えると心が揃う」という話を聞きますが,子どもたちの成長を実感した一コマでした。

昇降口で…その2

急に冷え込みが厳しくなりました

校庭の木々も一気に色づき始めたようです

今朝も昇降口に立って,子どもたちを出迎えていると

一目散にかけてくる子がいます

「校長先生,今日はごみが落ちてなかった!」

そう言って伸ばした手には黄色く色づいた大きなイチョウの葉が…

素敵な朝の一コマでした

 

昇降口で…

毎朝、昇降口で子どもたちを迎えています。元気に挨拶してくれる子や寒そうに背中を丸めた子、出掛けに叱られたのか不機嫌そうな子…一人一人の異なる表情を見ながら声掛けをしています。

この所、2年生2名が競い合う様に校庭のゴミを拾って届けてくれます。もちろん二人は満足そうな笑顔です。

朝から素敵な行動と素敵な笑顔に出会えて、うれしい1日のスタートです。

2学期の始業式で…

 西原っ子の素晴らしいところは,明るく素直で優しいところだと思います。

 2学期の始業式で体育館に集合した時の子どもたちの様子を見てほしかったです。おしゃべりやふざけ合う姿も見られず,姿勢を保ちつつ,真剣に話を聞く姿に感心しました。

 さらに,代表児童の挨拶では,高くてマイクが届かない下級生のために,横にいた6年生がすっとマイクの向きを変えて,聞こえるようにしてくれました。

 誰に言われたのでもない。自然とそんな優しい行動が出る6年生の姿に感動するとともに,その様子を見ていた下級生が『自分もああなりたい!』と思うことで,西原っ子の伝統が受け継がれていくのだろうと思いました。

 2学期のスタートにあたり,心が温まるエピソードでした。

 

1学期の終わりに…

4月に西原小に着任し,あっという間に半年が終わろうとしています。

子どもたちの明るさと優しさに,日々助けられながら,何とかやってこられました。

私が西原小に来て一番驚いたのは,子どもたちが感謝の言葉を言ってくれることです。

廊下をモップ掛けしていると,「校長先生,ありがとうございます。」

昇降口で朝,出迎えていると,「校長先生,いつもありがとうございます。」

これまで児童からこんな風に直接的に感謝の言葉を伝えられたことが無かったので,嬉しい気持ちというよりも,びっくりな気持ちの方が大きかったのかもしれません。思っていても伝えられないことが多い感謝の気持ちを,声に出して素直に伝えられるのは素晴らしいことだと思います。

この素直で素敵な子どもたちのために,もっともっと出来ることはあると思います。引き続き2学期も頑張ります。

校長室そうじで…

校長室そうじは3名,いつも大変よく清掃をしてくれるので,私は安心して校内の手の足りていない所をそうじしに行っています。

ある日のこと,女子児童2名が,床の板の隙間のほこりに気付いて,楊枝で掻き出してきれいにしてくれていました。「よく気が付いたね」と,声を掛けてみたところ,始めは落ちていた楊枝を使っていたが,折れてしまったので,今は家から持ってきてそうじしているとのこと。

「汚れている所を見つけたり,きれいにしたりできるので,そうじは楽しい。」

そう当たり前のように言って,ほほ笑む子どもたちの姿に,

「清掃を通して心をきれいにしているんだなあ」と嬉しくなりました。

新しい清掃場所になっても,汚れを探して,頑張って取り組んでね。