過去の日誌

授業研究会

授業研究会―523(火)

 

宇中教研社会部会の前期研修会が、本校を会場に実施されました。鈴木克明教諭が、第3学年歴史的分野「大正デモクラシー」について、宇河地区の社会科の先生や宇都宮大学の学生等100人以上が見守る中、33組の生徒とともに授業を行いました。

研究主題が、「社会をみつめる社会とかかわる生徒の育成」ということで、「なぜ大正時代の人々は、普通選挙を求めたのだろうか」という課題について、根拠を明確にして話し合うグループ学習の様子は、高いレベルのものであったと参観者から高評価を得ました。本校生徒の学び合いが、「主体的・対話的深い学び」になっていることを大変うれしく思います。今後も各教科で授業改善を進めていきたいと思います。



  授業者の鈴木教諭の感想・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 100人もの先生が参観する中、臆することなく一時間の学習活動を真剣に行
えたことは素晴らしい。

  特に、グループの話合いでは、既習の学習を活用して、課題を解決しようと 
 活発に意見交換することができた。意見を活発に言える生徒はもちろんのこ 
 と、あまり意見を言わない控えめな生徒も、話合いの後の振り返りの時間で
 は、「今日話し合った5つのできごと一つ一つがあることで、現在のようなよ
 い社会になったと思います。国民の意見をたくさん取り入れることで、暮らし 
 やすい社会になったことが分かった。」と答えていて、深い学びがなされ、ね
 らいが達成されていることがうかがえた。「話して学ぶ」「聞いて学ぶ」「知
 識を活用して考えを深める」ことができていた。また、「みんなの意見を聞い
 て、全部大切なんじゃないかという意見に共感できました。」との振り返りの
 中にも、深い学びが見て取れる。将来の主権者として、選挙・民主政治につい
 て学ぶねらいが達成できた学習であったといえる。