学校日記

除菌水を噴霧してウイルス除去

インフルエンザが猛威をふるい,各学校で学級閉鎖等が相次ぐ中,本校ではこれまでのところ,インフルエンザの感染者は多い日で5人という状況です。本校には,インフルエンザウイルスやノロウイルスなど,各種のウイルス除去に効果があるとされる「除菌水(微酸性電解液)」を生成する機器があり,これをスプレー容器に入れて各教室で噴霧し,空気の乾燥を防ぐとともに,空気中に浮遊するウイルスを取り込んで落下させる対応を行っています。これによる効果がどれほどあるのかは分かりませんが,学校でできる限りの対処をしています。ちなみにこの電解装置は,25年度にPTAの協力で購入したものです。
▼(左)小さな機器です。タンクにかけてある部分が電極です。
  (右)原液は3%希塩酸10mL。これを10Lの水で1,000倍に薄め,タンクに入れます。

▼(左)電極をタンク内の微酸性液に入れ,電源を入れて電気分解を行います。
  (右)でき上がった電解液をスプレー容器に入れ,室内空間の上の方に噴射します。