学校日記

益子遠足に行ってきました(3年)

 雨の降り続く12月並みの冷え込みとなった今日,3年生は寒さに負けず,元気いっぱいに益子への遠足に行ってきました。
 昇降口の出発式の様子です。校長先生と元気にあいさつし,クラスごとにバスに乗車して出発しました。
 
 1つ目の目的地は,益子町の長谷川陶苑さんです。120年前から続く(益子焼の歴史は約150年です),伝統ある老舗の陶苑です。
 
 まずは,手びねりで陶器の作成に挑戦です。真剣に説明を聞く子どもたち。
 
 1人分の粘土の量は,大人のこぶしで1つ分,子ども(3年生)のこぶしだと2つ分程度(写真は大人のこぶしです)。少なそうに見えますが,子どもたちには十分な量です。
 
 粘土が乾いてしまうので,作成時間の目安は約30分です。粘土をちぎってこねて,平らに伸ばして・・・。どの子もとても真剣な表情で取り組みました。
   
 
 それぞれの思いを込めて作成した作品。このあと,天日乾燥,素焼き,絵付け,焼成の過程を経て完成となります。その期間,約2か月。学校には12月頃郵送で届く予定です。どのように作品が焼きあがるのか,今からとても楽しみです。 
 手びねりの後は,ろくろを使った成形の様子や窯の見学をしました。 
 
 

 長谷川陶苑さんでの昼食後,午後は宇都宮市内の山口果樹園さんを見学しました。テレビなどでも取り上げられる有名な果樹園。梨の種類や栽培方法など,梨について,いろいろなお話を聞かせてくださいました。
 
 雨天のため,梨狩りはできませんでしたが,外から梨園の様子を見学しました。
 
 この後,梨の試食をし,お土産に「にっこり」梨をいただきました!
 
 栃木県の伝統工芸や特産品に触れることのできた1日。寒さを吹き飛ばすような子どもたちの元気な声と,笑顔溢れる充実した遠足となりました。