★宮中日誌★

曇り 2学期始業式と生徒会執行部任命式を行ないました

 本日10月13日(火)8時20分から、2学期始業式をテレビ放送を使って行ないました。校長先生の式辞の一部をご紹介します。
 「この2学期の生活をより充実して送るために、大切な心構えについて話したいと思います。仏教用語に『自利利他』という言葉があります。『自利利他』とは、「自分を生かし、相手も生かす。」と言うのが本来の意味ですが、「自分のために成すことが、他人のためになる。他人のために成すことが自分のためになる。」という意味でも使われます。3年生は自分の進路希望を叶えるために受験勉強に取り組んでいると思います。それは自分のためでもありますが、目標に向かって頑張り、その目標が実現すれば家族も本人同様、いや本人以上にきっと喜んでくれるでしょう。担任の先生も同じです。そのことがまた自分の喜びを更に大きくします。これが『自利利他』精神です。2学期に行なわれる様々な行事を通して、一人一人が学級や班というチームのために自分の良さを生かしながら一生懸命に活動し、学校のために、そして自分のために頑張ってください。勉強も部活動もそうです。自分のために勉強することが、家族のためになり、いずれ社会や世の中の人のために役立つ仕事ができることにつながります。2学期はぜひ『自利利他』の精神を生かし、より深い関わり合いができる仲間作り、そして生活の充実を図り、実り多い学期になることを期待しています。」
 
 始業式に続いて、令和2年度後期生徒会執行部の発表がありました。先日の生徒会選挙で当選した会長、副会長に加え、推薦により本部役員会で承認を得た議長、副議長、書記、会計が発表され、代表で生徒会長が任命書を受け取りました。生徒会会則にも明記されているとおり、学校と協力して生徒の品性を高め、社会人としての資質を向上し、学校生活を充実発展させることを目指して欲しいと思います。生徒会執行部の皆さんの活躍を期待しています。
 
 また昼休みには校長室において、残り7名の執行部の皆さんへの任命書の授与と校長先生との懇談会が開催されました。懇談会においては執行部全員から生徒会活動への熱い思いを聞くことができ、校長先生からは、「学校を元気にするのは生徒会だから期待しています。」と励ましの言葉をいただきました。