令和7年度 学校経営の概要

1 教育目標
(1)基本目標 『未来を拓く日本人を育てる』
(2)具体目標 ・創造性に富む人  ・心豊かな人  ・最善を尽くす人
    校  訓 「自主創造」
2 学校経営の理念
☆テーマ

  『豊かな心をもって、自律・実践する生徒の育成』 

― 希望・創造・感動 の校風をめざして―

 

 今、日本の社会は、大きな変化の時代を迎え、多くの若者にとって、夢を抱きにくい社会になったともいわれている。しかし、社会がどのように変化しようと、人がその社会を生きていく厳しさは今でも変わらない。まして、生徒や家庭を取り巻く状況は現在、日ごとにその厳しさを増していると同時に、教育現場への要求は限りなく、私たちの眼前に掲げられている。

 だからこそ、その社会を生きていく生徒たちは、困難や試練に負けずに生き抜いていく強さとたくましさ、そして、しなやかさをもつこと、人への思いやりや感謝する心、感動する心などを育てていくことが重要である。

 そのためには、中学生という多感な時代に「希望・創造・感動」の世界を広げてやることが本校では必要であると考える。希望は未来を創造し変えていく力、創造は生きる意欲と知恵、感動にはやる気を起こさせ、社会に生きて働く力や自己肯定感、生きる優しさを育む力がある。そのような校風をつくることによって、自律(自分で立てた規則に従って、自分のことは自分でやっていく力)・実践(粘り強く取り組み、それまでなかったものを作り出す力)する力が生徒一人一人に身に付くものと考える。

 その育成のために、全職員が生徒と正面から向き合って、生徒の一人一人の「よさ」を認め、ほめて伸ばす教育活動を実践していく。

 

[宮の原地域学校園教育ビジョン] 心豊かで 輝く子どもの育成

    
3 学校経営の方針

〇 生徒の「生きる力」を育成するために個に応じた教育を進め、地域に根ざした活動を展開し、豊かな心、確かな学力、健康や体力の育成に努める。

〇 教育目標の具体化を目指し、全職員が意欲と使命感を持って学校経営に参画し、生徒や保護者等の信頼や期待に応える学校づくりに努める。

  

(1)豊かな心の育成をめざして

 ・心に響く「特別の教科 道徳」の授業のより一層の充実

 ・特別活動など教育活動全般を通して道徳性の育成

 ・生徒会執行部、学級委員長、部活動の部長などリーダーの育成

 ・豊かな感性と人権を尊重する心を育てるとともにその理解と実践力の育成

〇・宮っ子・心の教育の実践と推進、いじめの未然防止と早期発見

 

(2)主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善をめざして

〇・1人1台端末等のICTを効果的に活用しながら、「宇都宮モデル」(「はっきり」「じっくり」「すっきり」)に留意した授業の展開・改善

〇・基礎的・基本的な学習内容の定着(授業のねらいの明確化と振り返り確保)

 ・学びに向かう意欲を高める魅力ある(わかる・できる・つかう・つくる)授業の実践

 ・基本的な学習習慣や態度の定着(学業指導の充実)と家庭学習の習慣化

 ・一人一人の学力に応じた指導の改善

〇・読解力の育成(読書活動を通じて語彙力の強化を図る)

 

(3)生涯にわたって心身ともに健康で安全な生活を送るための資質や能力の育成をめざして

〇・基本的生活習慣の定着(規範意識と善い習慣の定着)と基礎的な体力の維持・増進

〇・進んで運動や清掃に取り組む生徒の育成と部活動の充実(整理整頓の徹底)

〇・感染症等の予防についての理解と適切な行動に関する指導の充実

 ・危機対応能力の育成を図る安全教育・防災教育の充実と交通安全指導の徹底

 ・望ましい食習慣の形成を目指した食育の充実

 

(4)特に配慮の必要な生徒への指導の充実をめざして

〇・特別支援教育の指導体制の強化

〇・不登校の予防と段階的な適応支援体制の充実

 ・SCやMSと連携したサポートルーム(校内教育支援センター)の効果的な運用

 ・問題行動の対策の充実と関係機関との連携

 

(5)保護者・地域との連携強化をめざして

〇・小中一貫教育の推進

〇・地域の多様な教育力の積極的な活用

 ・魅力ある学校づくり地域協議会の効果的な活用と地域学校園協議会の開催

 ・地域行事等への参加・協力とボランティア活動への意識の高揚、地区体育祭等地域行事への参加・交流

〇・地域に開かれ、信頼される学校づくりの推進と情報発信(ホームページ、さくら連絡網・学校だより発行・地域へのポスター制作等)

 ・保護者・PTAと連携・協力

 

(6)教職員としての資質・能力の向上をめざして

 ・全校体制での授業研究の実施と現職教育の充実(研修成果の確認と共有化)

 ・特別支援教育の充実

 ・教職員個々の目標を明確にした職務の遂行

  ・生徒一人一人を伸ばす指導方法・評価の工夫などの授業力向上(授業公開)

  ・人権感覚、人権意識の高揚、いじめの未然予防と早期発見・早期対応

  ・OJTの充実

 

(7)学校における働き方改革に対する取り組み

 ・児童生徒と向き合う時間の充実のためのアクションプランを基本的な考えとした教職員の勤務状況の改善。

 ・出勤時間や退勤時間の、教職員各自のデータ化による、各自の勤務状況の把握および改善方法の検討

 ・管理職やメンタルサポーターとの面談の実施

 ・部活動の休養日の確保・終了時間の遵守などを通じた勤務に対する意識改革の推進

 ・県や市教委の休日の部活動の地域展開への動向を参考にした、本校としての休日の部活動地域展開の段階的な実施の推進

 ・授業時数を確保しながら、部活動を勤務時間までとすることの試行的取組

 

教育計画

各教科領域等の配当時数

 

日課時程表(通常日課)


学級数・生徒数・PTA会員数

令和6年7月31日現在

学年
学級
男子
女子
PTA会員数
1年
7
109
115
224
 201
2年
7
122
113
235
 227
3年
8
139
118
257
 249
22
370
346
716
 677
部活動
■運動関係
  陸上競技、野球、バスケットボール(男女)、バレーボール(男女)、ソフトテニス(男女)
  サッカー、卓球、剣道、弓道、水泳
■文化関係
  吹奏楽、科学、演劇、美術