学校の様子

2021年12月の記事一覧

劇団四季「こころの劇場」鑑賞

 6年生が劇団四季の「こころの劇場」を鑑賞しました。「こころの劇場」は,一般財団法人舞台芸術センターと劇団四季が2008年度から実施している,全国の子どもたちに演劇の感動を届けるプロジェクトです。昨年度は,新型コロナウイルス感染防止の観点から公演が中止になってしまいました。今年度も公演は中止されましたが,動画配信をしていただけることになりました。

 教室の大型テレビで鑑賞してもよかったのでしょうが,担任の先生の粋な計らいで,音楽室にスクリーンを設置し,大画面と音楽室のスピーカーからの音声で鑑賞しました。演目は,「はじまりの樹の神話~こそあどの森の物語~」。音楽室の電気が消えた瞬間,歓声を上げていた子どもたちも,公演が始まると,食い入るようにスクリーンを見つめていました。

 

 

幼稚園とオンライン交流会

 1・2年生が近くの幼稚園とオンラインで交流会を行いました。例年は,幼稚園生に学校に来てもらい,1・2年生が校内を案内したり一緒に遊んだりしているのですが,昨年度は新型コロナウイルス感染防止の観点から中止を余儀なくされていました。現在,新型コロナウイルスの感染状況は小康状態を保っていますが,本校はスペースにゆとりがないため,幼稚園生に来てもらうと密集状態は避けられないとの判断から,初の試みとして,オンラインによる交流会に挑戦しました。

 本校と幼稚園をテレビ会議システムでつなぎ,グループに分かれた1・2年生が,体育館や自分たちの教室,特別教室など思い思いの場所から,発表やクイズ,実演など思い思いの方法で,小学校の中の様子や小学校での生活などを紹介しました。実際に会って交流できるに越したことはありませんが,往復にかかる時間や費用を節約できる,実際に会うときほど照れや緊張を感じなくて済むなどオンラインならではのよさもあります。これからも目的や内容に応じて,オンラインによる交流も積極的に試していきたいと思います。 

   

    

やきいも・長なわ集会

 穏やかな晴天の下,「やきいも・長なわ集会」を行いました。朝から5・6年生が薪を積み,ボランティアの皆さんが焚火をして熾火(おきび)を作ってくださいました。6年生は,「空気の通り道を作るんだよ。」と声を掛け合いながら薪を組んでいました。理科の学習が生きていましたね。熾火ができたところで,子どもたちが畑でとれたさつま芋を並べ,その上に,以前集めておいたケヤキの落ち葉を乗せ,芋を蒸し焼きにしました。

 芋が焼けるのを待つ間に児童集会を行いました。最初は「6年生を探せ」です。校舎内の鍵のかかっていない場所のどこかに隠れている自分の班の6年生を縦割り班ごとに探します。例年,6年生を送る会で行っていますが,今年は,この集会で行いました。昨年までとの違いは,6年生が個人用パソコンを持参し,隠れている場所から互いに連絡を取り合っていたこと。1~5年生は,この通信画像も手掛かりにして6年生を探していました。まるで「○○中」です。

 次に,集会の名前にもなっている長なわとびです。縦割り班ごとに10分間で50回以上跳ぶことを目指しました。少ない班でも140回近く,多い班は250回を超えました。先週から業間休みや昼休みの時間を使って,「自主練」に励んできたかいがありましたね。

 最後に,校庭で大きな輪になって座り,焼き上がった芋を食べました。間隔を空けて,同じ方向を向いての黙食でしたが,みんな笑顔で芋を頬張っていました。ボランティアの皆様には,朝早くから大変お世話になりました。

   

   

盲導犬ふれあい教室

3年生が盲導犬ふれあい教室を行いました。栃木県補助犬協会から講師とPR犬のメイちゃんを招いて,盲導犬の一生や訓練の様子などについて教えていただきました。

講師の方のお話の後,実際にアイマスクをして,メイちゃんに補助してもらいながら歩く体験もしました。アイマスクをして歩くと,とても速く感じるのですが,実際の利用者の方は,ずっと速く歩くことを知り,驚きの声が上がっていました。最後は,ハーネスを外した(ハーネスを着けている間は「仕事中」なので触ってはいけないとのこと)メイちゃんと触れ合いました。みんな優しい顔になっていました。

   

スケート教室

4年生がスケート教室に行ってきました。初めての子,慣れていない子も,初心者教室で転び方から教えてくれるので安心です。最初はおっかなびっくりだった子どもたちも,慣れるに従って手すりから離れ,リンクの真ん中の方へ。最後の頃には,多くの子が楽しそうに滑っていました。子どもの吸収力はすごいですね。冬はこれからが本番です。スケートの楽しさに目覚めた子は,また家族で連れて行ってもらえるといいですね。

   

    

道徳科の特別授業

今日は世界人権デーです。1948年の国際連合総会で世界人権宣言が採択されたのを記念して定められました。日本では1949年から,人権デーを最終日とする1週間(12月4日から10日)を「人権週間」と定め,人権意識を高める様々な取組が行われています。

海道小学校でも人権週間の間,思いやり広報委員会が昼の放送で人権標語を紹介するなど,様々な取組を行ってきました。その最終日の今日は,1時間目に道徳科の特別授業を行いました。

授業は,授業を進める先生の教室と全ての学級をテレビ会議システムでつなぎ,全学級同時進行で行いました。「その一言」という詩や,ウォルトディズニーの逸話などから「ひとこと」の大切さに気付き,自分のこれまでの「ひとこと」を振り返り,こらからどうしていきたいかを考えました。

残念ながら,海道小学校にも,いじめをはじめとする対人関係のトラブルがあります。そしてその多くが言葉によるものです。ついふざけたくなった時,思わずかっとなってしまった時,意地悪な気持ちが生まれてしまった時…。その「ひとこと」を発する前に,「相手の人はどう思うかな。」と立ち止まって考えられる人になるように,これからも指導していきたいと思います。

   

芋洗い

ものの例えではありません。15日(水)の「焼きいも・長なわ集会」に向けて,1~3年生が焼き芋にする芋の水洗いをしました。大きなたらいの水の中で泥を落とし,たらいを替えながら水洗いを繰り返して,最後は水道の水できれいにしました。

特に,参加した学年の中で最上級生の3年生は,たらいの準備や後片付け,芋の運搬などの仕事に張り切って取り組んでいました。今までは参加する側だったことが多かった3年生も,もうすぐ4年生。準備する側としての役割が少しずつ増えていきながら,上級生としての自覚も養われていきます。
   

お弁当の日

 今日は,地域学校園お弁当の日でした。今回のテーマは「地域でとれる食材を知り,おべんとうに取り入れよう」です。子どもたちは事前に立てた計画に従って,栃木県産の食材を使ったお弁当作りに挑戦しました。

 子どもたちの机の上には,品目も彩りも豊かなお弁当が並んでいました。県内で生産されている食材の豊かさを改めて実感するとともに,朝からこれだけのお弁当を子どもたちに作らせていただくのは,さぞ大変だったに違いないと,保護者の皆様の御協力に改めて感謝した次第です。保護者の皆様には,週明けの早朝から,大変お世話になりました。

   


   


   

持久走大会

全市一斉土曜授業に合わせて持久走大会を行いました。素晴らしいタイムで1位に輝いた子。昨年度より順位を上げた子。いつもは仲良し同士の友達と真剣勝負をした子。友達に励ましの声をかけながら走った子。苦手なことから逃げずに最後まで頑張った子。みんな立派でした。

寒い中,長時間コースに立ち続けて,子どもたちを見守ってくださった安全ボランティアの皆様,沿道で励ましの声援を送ってくださった保護者の皆様,大変お世話になりました。
   

   

 

やきいも・長なわ集会に向けて

 ロング昼休みの時間に縦割り班ごとに集まり,長なわとびの練習を行いました。今年の「やきいも・長なわ集会」は,各縦割り班で10分間に100回跳ぶことを目指して協力し合うことを目的としています。今日の練習でも,低学年の子が跳ぶときには縄の回転を遅くしてあげたり,声でリズムをとって入るタイミングを教えてあげたり,背中をそっと押してあげたりと,全員が跳べるようになることを目指して,助け合い,声をかけ合う姿をたくさん見ることができました。