文字
背景
行間
2022年3月の記事一覧
図書委員会児童による読み聞かせ
業間の時間に,図書委員会の児童による読み聞かせを行いました。昨年12月に1~3年生を対象とした読み聞かせを行い,2月に4~6年生を予定していたのですが,新型コロナウイルスの影響で延期していました。卒業式を2日後に控えた今日,ようやく実施することができました。
5,6年生は同級生による読み聞かせでしたが,子どもたちは真剣な様子で聞き入っていました。そこには,みんなの前で読んでくれる友達に対する,優しい心遣いのようなものも感じられました。終わった後に自然に起こった拍手は,とても温かかったです。
各種表彰
業間の時間を使って,12月24日の表彰朝会以降に賞をいただいた児童の表彰式を行いました。感染対策のため,表彰を受ける児童だけが集まり,その様子をオンラインで各教室に配信しました。今回は,計5件,12名の児童が校長先生から賞状を手渡していただきました。
ところで,今日,賞状をいただいた児童は,礼の仕方,賞状の受け取り方がいつも以上に上手でした。きっと,最初に賞状をいただいた6年生が上手だったからだと思います。今,6年生は,卒業式を直前に控えて,礼の仕方も,証書の受け取り方も,とても上手ですから。やはり,身近にお手本がいるというのは大切なのですね。
卒業記念品贈呈・善行表彰
卒業式の予行練習に先立って,PTAからの記念品の贈呈式と,善行児童表彰を行いました。
PTAからの卒業祝品は,卒業証書を入れるホルダーとタッチペンなどです。PTA会長さんから代表児童に目録が手渡されました。
善行表彰では,合わせて10名の児童が表彰を受けました。何事にも真剣に取り組んだ子,みんなのことを考えながらリーダーシップを発揮した子,誰に対しても公正・公平に接した子など,それぞれが他の見本となる姿を見せてくれていました。
また,今回,表彰はされませんでしたが,目立たない仕事でも自分の責任をしっかり果たした子,友達や下級生に優しい言葉をかけていた子,明るく楽しい言動で周囲を盛り上げた子など,一人一人が持ち味を発揮し,しっかり噛み合って,学校を支えてくれていました。来週の金曜日は,いよいよ卒業式です。
今年度最後の読み聞かせ
読み聞かせボランティアの皆さんによる,今年度最後の読み聞かせがありました。先月は,新型コロナウイルスの影響で中止していたため,約2か月ぶりの読み聞かせでした。どのクラスの子どもたちも身を乗り出すようにして聞いていました。
読み聞かせ終了後,6年生にはうれしいサプライズがありました。6年間でどのような本を読み聞かせていただいたのかを1冊にまとめた冊子をプレゼントしていただいたのです。6年生は配られた冊子を手に取り,「あ,これ覚えてる。」などと口々に呟きながら,懐かしそうに冊子に見入っていました。
6年生を送る会
業間の時間から3時間目にかけて,児童会主催の6年生を送る会を開きました。
会は二部構成で行いました。第一部は,縦割り班ごとに割り当てられた教室に集まり,手作りのプレゼントを渡して,6年生に感謝の気持ちを伝えました。縦割り班遊びや毎日の清掃,農園活動や集会活動など,海道小学校は縦割り班活動を特色の一つとしているので,下級生が6年生にお世話になる場面がたくさんあったと思います。
第二部は,出し物の披露です。花びらが1~5年生全員からのメッセージになっている大きな桜の木をバックに,ダンスや寸劇,呼びかけなど,学年ごとに工夫を凝らした出し物で6年生に感謝の気持ちを伝えました。体育館での密集状態を避けるため,出し物を体育館で見るのは6年生だけにし,他の学年は,テレビ会議システムを使って教室で見ることにしました。
出し物の後,5年生の代表児童が6年生に感謝の気持ちを伝え,卒業式で胸に付けるコサージュをプレゼントしました。さらに,6年間の思い出のスライドを上映し,1~5年生全員から歌のプレゼントをしました。本来であれば,体育館で,みんなで声を合わせて歌うところですが,新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため,学年ごとに撮影した映像を編集してつなぎ合わせ,1曲の映像にしたものを上映しました。
最後に6年生から感謝の言葉とお礼の出し物が披露されました。「さすが6年生」と思わせる,素晴らしい出来映えでした。
3~5年生の代表委員が集まって,6年生を送る会に向けた話合いを始めたのが1月27日でした。それから1か月あまり。プレゼントや会場の飾り作り,出し物や歌の練習など,5年生を中心に,たくさんの話合いと準備を重ね,この日を迎えました。学年が上になればなるほど,先生に頼らず,自分たちで決め,計画し,実行する割合は大きくなります。最上学年として下級生を引っ張った5年生は,この1か月でずいぶん頼もしくなりました。6年生の前で「KAIDO SORAN」を披露したところに,これから,自分たちが海道小学校を引っ張っていくんだという決意のようなものを感じました。これからの活躍が楽しみです。