学校の様子

2021年12月の記事一覧

教育支援者感謝状の贈呈

 今日は冬休み前最後の登校日です。

 朝会に先立ち,宇都宮市教育委員会からの感謝状の贈呈を行いました。贈呈を受けられたのは,斎藤幸一さんです。

 齋藤さんは,毎朝,ボランティアとして,環状線と白沢街道が交わる交差点から一つ北側の交差点に立ち,子どもたちが安全に横断できるよう見守ったり,周辺のごみ拾いをしたりしてくださっています。今年で8年目になりますので,6年生は入学した時からずっとお世話になっていることになります。今朝は,今年最後の登校日ということで,「1年間ありがとうございました」とお礼を言って通り過ぎていった子もいたとうれしそうに話してくださいました。

 齋藤さん,いつもありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

冒険活動教室(第2日)

 冒険活動教室2日目も快晴です。夜明けの月がとてもきれいでした。

 冒険活動教室最後の活動はクライミングウォールとニュースポーツ。中でもトップロープクライミングは,文字通り命綱を友達に託して垂直の壁を登ります。途中で進退窮まる子も出てきますが,「できる限りあきらめさせない」との指導員さんの方針もあり,指導員さんの声に励まされ,子どもたちも粘ります。下で命綱を引いている子たちも必死です。「せえの」の掛け声で綱を引きながら,「がんばれ」「諦めるな」と声援を送ります。登り切った子。悔し涙を拭って自ら2回目に挑んだ子。自分は登り切れなったけれど友達を下から励まし続けた子。みんな本当によく頑張りました。昨日の登山に続いて,友達との絆がさらに深まったことと思います。

 この後,冒険活動センターでの最後の昼食をとり,お世話になった職員の皆さんに挨拶をして学校に戻ります。

       

冒険活動教室(第1日)

 穏やかな晴天の下,5年生が1泊2日の冒険活動教室に出かけました。場所は「うつのみや平成記念子どものもり公園」にある宇都宮市冒険活動センターです。

 最初の活動は「子どものもり探検ゲーム」。つり橋を渡ったり洞窟を通ったりしながら,公園内の各所にある30問のクイズを探し,解いていくゲームです。公園内はかなりのアップダウンがあり,その中を歩き回ったためか,10時頃には早くも「お腹空いた」の声が上がっていました。昼食は見ていて気持ちがよいくらい食べていました。

   

  午後の活動は3時間の登山。左端の写真の正面に見えている男山を越え,さらに奥にある榛名山の山頂を目指します。登り始めは元気だった子どもたちですが,勾配がきつくなるにつれ,「もういやだ」「帰りたい」と弱気になる子も出てきました。それでも,手や足を置く位置を優しく教えてくれる友達。「がんばれ」「あと少しだよ」の励ましの声。指導員の皆さんの的確なサポートのおかげで,一人のリタイヤを出すこともなく,全員元気に下山することができました。山頂からみんなで見た美しい景色。麓の冒険活動センターの職員の皆さんと「ヤッホー」と叫び合った「ヤッホー交換」。忘れられない思い出になったことと思います。

       

 第1日最後の活動は天体観測。いつも科学クラブなどでお世話になっている学習支援ボランティアの竹原さんと,日曜朝のラジオ番組でもおなじみの「ななつがたけ北天文台」の奈良部さんのお二人が,子どもたちのために天体望遠鏡を持ってきて,金星,木星,土星を見せてくださいました。木星の衛星や土星の輪もはっきり見えました。校長先生も激励に来てくださいました。夕食は,昼食以上に気持ちよく食べていました。充実の1日でした。

 明日はクライミングウォール,ニュースポーツに挑戦し,昼食を食べて学校に戻ります。

   

ダンスクラブの発表会

 海道小学校にはダンスクラブがあります。ダンスが好きな子どもたちのたっての願いにより,今年度新設されました。今日は,ダンスクラブの子どもたちが,これまでのクラブの時間の活動の成果をみんなに見てもらおうと発表会を開きました。

 業間休みの時間,体育館のステージの前には,たくさんの1,2年生が詰めかけ,開演を待っていました。やがて幕が開き,軽快な音楽に乗ってクラブの子どもたちが踊り始めると,ステージ下で見ていた1,2年生も体を動かしながら楽しそうに見ていました。

 仲間を集めて「クラブを作りたい」と言ったこと。習っていた子がいたとは言え,自分たちで話し合いながらダンスを作り上げていったこと。自分たちから発表の機会を求めたこと。「発表したい。」という思いに応えて,「見に行こう。」と思える子がたくさんいること。どれも素敵なことだと思います。

       

体力向上エキスパートティーチャー来校

 体力向上エキスパートティーチャーの安納先生が来校されました。「体力向上エキスパートティーチャー派遣事業」は,児童の「走る」「跳ぶ」「投げる」といった基礎的運動能力の課題に応じた体力向上の取組や運動が苦手な児童に対する指導の充実を図ることを目的に,栃木県教育委員会が県内の専門的な知識を有する講師を派遣する事業です。

 この日は,4年生と5年生がストレッチやバランスを取る運動,リズム運動など,たくさんの動きを教えていただきました。日頃は経験しない上下・左右非対称の動きなど,とても刺激になったようで,子どもたちは戸惑いながらも楽しそうに挑戦していました。