学校の様子

2022年3月の記事一覧

6年生を送る会

 業間の時間から3時間目にかけて,児童会主催の6年生を送る会を開きました。

 会は二部構成で行いました。第一部は,縦割り班ごとに割り当てられた教室に集まり,手作りのプレゼントを渡して,6年生に感謝の気持ちを伝えました。縦割り班遊びや毎日の清掃,農園活動や集会活動など,海道小学校は縦割り班活動を特色の一つとしているので,下級生が6年生にお世話になる場面がたくさんあったと思います。

 第二部は,出し物の披露です。花びらが1~5年生全員からのメッセージになっている大きな桜の木をバックに,ダンスや寸劇,呼びかけなど,学年ごとに工夫を凝らした出し物で6年生に感謝の気持ちを伝えました。体育館での密集状態を避けるため,出し物を体育館で見るのは6年生だけにし,他の学年は,テレビ会議システムを使って教室で見ることにしました。

 出し物の後,5年生の代表児童が6年生に感謝の気持ちを伝え,卒業式で胸に付けるコサージュをプレゼントしました。さらに,6年間の思い出のスライドを上映し,1~5年生全員から歌のプレゼントをしました。本来であれば,体育館で,みんなで声を合わせて歌うところですが,新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため,学年ごとに撮影した映像を編集してつなぎ合わせ,1曲の映像にしたものを上映しました。

 最後に6年生から感謝の言葉とお礼の出し物が披露されました。「さすが6年生」と思わせる,素晴らしい出来映えでした。

 3~5年生の代表委員が集まって,6年生を送る会に向けた話合いを始めたのが1月27日でした。それから1か月あまり。プレゼントや会場の飾り作り,出し物や歌の練習など,5年生を中心に,たくさんの話合いと準備を重ね,この日を迎えました。学年が上になればなるほど,先生に頼らず,自分たちで決め,計画し,実行する割合は大きくなります。最上学年として下級生を引っ張った5年生は,この1か月でずいぶん頼もしくなりました。6年生の前で「KAIDO SORAN」を披露したところに,これから,自分たちが海道小学校を引っ張っていくんだという決意のようなものを感じました。これからの活躍が楽しみです。