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学校の様子
雪遊び
今年度初めての積雪です。大人にとってはいろいろ心配な雪ですが,子どもにとっては楽しみな雪。1年生の中には,雪遊びの用意を万全に整えて登校した子も少なくなかったようです。
でも,雪は思ったほど積もらず,また,みぞれも降り続いていたため,業間は外に出してあげることができませんでした。廊下を歩く1年生と担任の先生から,「ねえ,外に出ちゃだめなの?」「まだ降ってるからね。」「だって優しく降ってるよ。」「優しくかあ…。」なんていう会話も聞こえてきました。
4時間目,傘を差した1年1組の子どもたちが校庭に出てきました。先生に連れられて,校庭の南側にほんの少し融け残った所に行き,雪遊びを始めました。しばらくすると1組の子どもたちが引き揚げ,入れ替わりに2組の子どもたちが出てきて雪遊びを始めました。
風邪をひいてもなかなか病院にかかれない今の時期,寒い思いをさせて風邪をひかせてはいけない。また,狭い場所で密集状態になってもいけない。でも,朝から雪遊びを楽しみにしていた子どもたちの願いはかなえてあげたい…。担任の先生たちの思いが目に浮かぶような光景でした。ちなみに,季節に合わせた遊びをとおして,季節に対する感覚を豊かにすることは,生活科の大切な学習内容の一つです。