学校の様子

人権教育の特別授業

 昨年の12月4日から10日は人権週間でした。海道小学校でも人権週間の間,一人一人が「みんなが笑顔で過ごすためにできること」を考え,1日1日を振り返りながら実践し,最後に「みんなが楽しく過ごすために大切にしたいこと」を考えました。今日の1時間目に,その振り返りを兼ねた道徳科の特別授業を行いました。

 授業は,「大切にしたいこと」で最も多かった「思いやり」について話し合い,考えを深める内容でした。授業を進める先生の教室と全ての学級をテレビ会議システムでつなぎ,他の教室の子どもの意見も聞いたりしながら,全学級同時進行で進めました。

 「思いやりって何でしょう?」「優しくすること。」「親切にすること。」「じゃあ,宿題の答えが分からなくて困っている友達に答えを教えるのは?」「それは思いやりじゃない。」「でも人(相手)によって違うかも。」先生とこんなやりとりをしながら,子どもたちは,「思いやり」とは,単に優しくしたり親切にしたりすることではなく,相手の気持ちを考える(想像する)ことが大切なのだということに考えを深めていきました。今日の授業をきっかけに,相手の気持ちを考えた言動が増えていってくれることを願っています。