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学校行事
ふれあい文化教室
宇都宮市では,子どもたちが日本古来の伝統音楽・古典芸能などにふれることで文化芸術への関心や理解を深め,豊かな人間性をはぐくむことを目的に,文化芸術講師派遣事業「ふれあい文化教室」を開催しています。今年度は,版画家の渡辺勲先生を講師にお招きし,5年生と6年生が版画を学びました(5年生は6/29に実施)。
小さな版木に自画像やお気に入りのデザインを下描きし,丁寧に版木を掘って,黒いインクで刷ってから,絵の具で色付けしました。彫刻刀の握り方や力の入れ方など,細かいところまで具体的に教えていただきました。
校外学習(3年生,4年生)
3年生と4年生が社会科の校外学習に行きました。
3年生は,宇都宮市のいろいろなところの土地の様子を調べ,それぞれの土地の様子や使われ方には特徴があることに気付くために,大谷,県庁,清原(飛山城址公園)の各地を巡りました。
移動距離もさることながら,地下にもぐったり高い所に上ったり,垂直方向の移動も多かった1日でした。みんな,「宇都宮市は広いんだな」と実感したことと思います。
4年生は,クリーンパーク茂原に,廃棄物の処理について調べに行きました。施設の方の話を聞きながら,熱心にメモをとっていました。
帰りには,県庁に寄って,新旧の県庁舎や県議会議事堂を見学してきました。「あの有名な映画」のロケで使われた階段で記念撮影もしてきました。
3・4年生がバスに乗って校外学習に出発したころ,小雨のぱらつく校庭に6年生が姿を現しました。巻き尺で長さを図りながら,ライン引きを使って何かを描いています。しばらくすると大仏の地上絵が完成しました。地上絵は男子チーム作と女子チーム作の2体。奈良の大仏の原寸大です。
このような体験を通して,歴史に興味をもってもらえると最高ですが,たとえ歴史が得意になれなくても,みんなで力を合わせて大仏の地上絵を描いたことは,子どもたちにとって,忘れられない思い出の一つになると思います。
宮っ子チャレンジ
宇都宮市では,キャリア教育の一環として,生徒一人一人の勤労観・職業観を育むため,全ての中学校において職場体験を実施する「宮っ子チャレンジウィーク」を設けています。今年度は,6月28日(月)から7月2日(金)まで,豊郷中学校の2年生3名が職場体験にやってきました。
はじめのうちは,ややぎこちなさが見られたものの,子どもたちから「○○先生―!」と呼ばれるうちに打ち解け,自分から声をかけ,子どもたちとたくさん関わってくれました。授業の用具の準備や後片付け,掲示物の作成などにも一生懸命取り組んでくれました。
最終日は,子どもたちが控室前の廊下まで付いてきて,別れを惜しんでいました。中学生たちも「帰りたくない」と言っていました。5日間という短い期間でしたが,中学生にとっても,本校の子どもたちにとっても,思い出に残る5日間になったと思います。
校内授業研究会
宇都宮市教育委員会から指導主事をお招きして,今年度第1回の校内授業研究会を実施しました。今年度の研究主題「自ら学び,たくましく生きる児童の育成~対話的な学びを通して,共に高め合える集団づくり ~」に沿って,3年生と4年生が研究授業を行いました。
二つの授業は,1~3年生と4~6年生の2班に分かれてチームで作ってきました。子どもたちの下校後,それぞれの授業のよかったところや反省点などを話し合い,最後に指導・助言をいただきました。いただいた助言をもとに,日々の授業を積み重ねながら,全員で研究主題の実現を目指していきます。
図書委員会による読み聞かせ
朝の読書の時間に,5・6年生の図書委員が,1~3年生の各学級で読み聞かせを行いました。
約1か月の間,委員会の時間を使って,自分たちで本を選ぶところから始め,練習を積んで本番に臨みました。海道小学校では,毎月,読書ボランティアの皆さんが各学級で読み聞かせをしてくださっています。本の見せ方やページのめくり方など,いつも聞かせていただいている経験を生かせていたと思います。
1~3年生の子どもたちは,時折,笑い声をあげたりつぶやいたりしながら,5・6年生の読み聞かせに聞き入っていました。