学校の様子

学校行事

読書週間④~おはなし給食③~

読書週間中の朝の学習は読書の時間です。子どもたちは朝から落ち着いて本を読んでいました。

給食は「おはなし給食」の第3弾でした。今日は「おとうふ2ちょう」。こんなお話です。

ケンちゃんは,お母さんから「しょうゆと ごまあぶらと おとうふ1ちょう」のおつかいを頼まれます。おつかいを終えて,もう家に着くというときに,お母さんから「おとうふ あともう1ちょう かってきて」と電話がかかってきます。友達と遊びに行く約束をしていたケンちゃんは,「重くて持てない」とうそをついてしまいます。お母さんは仕方なく双子の妹におつかいを頼むのですが…。とても面白いお話です。そして,読むと豆腐を食べたくなります。

今日の献立は「セルフ肉豆腐」。温かい豆腐がパックのまま提供され,自分で具と合わせて完成させます。豆腐が一人1パック提供されることはあまりないのですが,今日の「主役」ですから。おいしい豆腐でした。お皿を持って「ワシワシ」食べている子もいました。

そう言えば,今や豆腐はパックに入って売られているのが当たり前。パックの大きさや形も多様化し,そのためもあってか,「1パック,2パック…」と数えられることも多くなりました。「1丁,2丁…」という数え方は,次第に忘れられていってしまうのかもしれませんね。

   

大きなケヤキの恵み

立冬も過ぎ,朝晩はめっきり寒くなりました。校庭や学校東側の雑木林の木々の葉もすっかり色づき,5月に子どもたちが植えたサツマイモも,赤紫色に色変わりした葉が目立つようになりました。来週には収穫を迎えます。

ところで,海道小には大きなケヤキの木があり,この時期は,たくさんの葉を落とします。この葉を集めて腐葉土を作ります。収穫したサツマイモを焼き芋にする際にも使います。焼き芋が終わると,灰を集めて畑に撒き,肥料にします。この日は3年生が,業間休みの時間を使って,せっせと落ち葉を集めていました。夏には大きな日陰を作ってくれるケヤキの木。こんな恵みももたらしてくれています。

   

読書週間③~おはなし給食②~

今日の給食は「おはなし給食」の第2弾,「OLIVIA」です。

雑誌「ニューヨーカー」の表紙画も手がける画家・イラストレーターのイアン・ファルコナーが初めて手がけた絵本です。17カ国で出版され,日本では谷川俊太郎が訳をつけてベストセラーになりました。こぶたのオリビアが,持ち前の好奇心で元気いっぱいに過ごす毎日を描いた作品です。特に,海岸での「砂の城づくり」は必見です。

この「OLIVIA」の中で夕食のシーンが描かれている挿絵があるのですが,今日の献立は,この挿絵に描かれている(と思われる)「肉だんご入りパスタスープ」です。「絵本の中の幸せスープレシピ」という本を参考にしました。図書室の特設コーナーに置いてある鍋の蓋を開けて,中を興味深そうに覗き込んでいる子もいましたが,これだったのですね。おいしいスープを食べて,オリビアのように好奇心いっぱい,元気いっぱいに毎日を過ごしてほしいと思います。


   

Can you ride a unicycle?

業間休みの時間,校長先生や職員室の先生たちの前に5年生の列ができていました。外国語の時間に習った「Can you~?」という表現を使って先生たちにインタビューしています。

インタビューを受ける先生たちの方は内心どきどきだったのではないかと思います。前日に「予習」をしている先生もいました。タイトルに使った「Can you ride a unicycle?」は子どもから実際に受けた質問です。ちょっと慌てました。今の小学生はすごいですね。ALTにも臆することなく英語で話しかける子もいるくらいです。思わぬ冷や汗をかいた業間休みでした。

 

「自主」あいさつ運動

 「おはようございます。」朝,1階の廊下に元気なあいさつの声が響きました。驚いて行ってみると,6年生が教室前の廊下に立ち,登校してくる下級生にあいさつをしていました。聞いてみると,学級の当番活動の一環として,廊下に立ってあいさつをすることに決めたのだとか。もっとよい学校にするために,自分たちで話し合って決めたというところがすごいと思います。6年生の思いを一人でも多くの下級生が受け止めて,みんなであいさつを向上させていって欲しいと思います。