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学校行事
オンライン授業参観・懇談会
今年度,3回の授業参観を予定していました。4月に予定していた第1回は,新型コロナウイルスの感染拡大期であったため,実施できませんでした。7月の第2回で,やっと子どもたちの学習の様子をご覧いただけました。そして本日の第3回。4月以上に新型コロナウイルスが猛威を振るう中でしたが,保護者の皆様に是非ご覧いただきたい,子どもたちの成長や頑張りがありました。
そこで,今年度導入された個人用PCとオンライン会議システムを活用し,授業参観をオンラインで実施し,その後の懇談会もオンラインで実施することにしました。学年末ということもあり,どの学級も,これまでの成長や学習の成果,家族への感謝の言葉などを発表する内容でした。撮影・配信に当たっては,発表する以外の子どもが必要以上に映らないよう配慮しました。
保護者の皆様には,13日(日)の接続テストにもご協力いただき,ありがとうございました。ご来校の上,直接ご覧いただけなかったのは残念でしたが,お子様の成長や頑張りを少しでも垣間見ていただけていたら幸いです。カメラの前で緊張しながらも頑張ったお子様を,たくさんほめてあげてください。
6年生作成献立⑥~1班~
6年生作成献立の最後を飾ったのは,わかめごはん,チンジャオロース,ナムル,アップルパイでした。りんごの黄色に,わかめ,ピーマン,ほうれん草の緑,にんじんのオレンジなど,色彩豊かな献立でした。考えてくれた1班の子どもたちによると,「野菜が嫌いでも食べられるように,色とりどりの野菜を使った」のだそうです。料理に色彩,大切ですね。おいしかったのはもちろん,気持ちも明るくなりました。
ところで,子どもたちが「みんなが大好きだから」と選んだアップルパイ。最初から手作りすることまではできなかったものの,りんごのシロップ煮は給食室で味付けをし直し,一つ一つのパイ生地に手作業でりんごを載せ,給食室のオーブンで焼き上げたものです。バターと少し焦げた砂糖の香ばしい香りも,サックサクの食感も最高でした。ごちそうさまでした。
使っていきたい「ひとこと」
昨年12月の人権週間に,「ひとこと」の大切さを考える道徳科の特別授業を行いました。その際,子どもたちは,自分が言われて励まされたり,腹が立ったりした「ひとこと」,また,自分が誰かを励まそうとしたり,反対に誰かを怒らせてしまったりした「ひとこと」を振り返り,これから「ひとこと」をどう使って行きたいかを考えました。さらに,家の人に話し,家の人から励ましの言葉をいただいてきました。その節は,保護者の皆様には大変お世話になりました。
この度,思いやり広報委員会の子どもたちが,12月の学習の振り返りから,「みんなが言われてうれしかった言葉」と,保護者の皆様からいただいた励ましの言葉をまとめて,児童会室前の廊下に掲示してくれました。
以前,読んだ本の一節に,「心が変わるから行動が変わるのではありません。行動が変わるから心が変わるのです。」というのがありました。せっかくみんなで考え,集めた「ひとこと」です。これからも,こうした言葉を職員が率先して使い,子どもたちにも奨励して,人に優しい子,前向きな子を育てていきたいと思います
6年生作成献立⑤~4班~
毎回楽しみだった6年生作成献立もいよいよ大詰め。今日は,「シリーズ」初のセレクトメニューでした。揚げパンの味をココアか抹茶きなこから選べます。抹茶きなこ?きなこもココアも食べたことがありますが,抹茶きなこは食べたことがありません。迷わず抹茶きなこを選びました。甘さの中にも爽やかなほろ苦さがあって,おいしかったです。
献立を考えてくれた4班の子どもたちによると,「楽しく選んでおいしく食べてほしい」という考えで作った献立だそうです。選んでから今日までの楽しみな時間も含めて,たっぷり楽しめました。ごちそうさまでした。
初午の日
今日は初午の日です。昔から,2月の初午の日には,稲荷神社にお参りして,その年の豊作を祈る風習があります。栃木県では,郷土食である「しもつかれ」を,わらをたばねて作った「わらづと」に入れて、赤飯といっしょにお供えすることが多かったようです。また,「7軒の家のしもつかれを食べると病気にならない」ともいわれ,近所の人たちと分け合って食べる風習もあります。
そこで,今日の給食には,郷土の伝統文化を子どもたちに感じてもらうため,赤飯と「しもつかれ」が登場しました。子どもたちの反応を見ようと各教室を回ってみると,苦手とする子もいる中で,「おいしい」「好き」に,元気に手を挙げる子も,かなりいました。今,好きでも,嫌いでも,全国でも珍しいふるさとの料理を,是非,覚えていてほしいと思います。
ところで,昭和ひと桁生まれの私(副校長)の父は,初午の日になると,学校の先生から,「今日は初午だから馬に気を付けて帰るんだよ。」と言われて学校を出たそうです。当時の馬は,農耕や運搬など,家業を支える家族同然の存在。同じ建物の中で一緒に寝起きをして,寒い夜には背中に布団をかけてあげたりして大切にしたそうです。そして,初午の日には,日頃の苦労をねぎらうために,馬具を外して外に放したのだそうです。下校途中に「放し飼い状態」の馬に遭遇したらと思うと恐ろしい気もしますが,見てみたい気もします。わくわくしながら聞いたことを思い出します。
大人にとって,自分が子どもの頃の話は,「それほど昔ではない」と思いがちですが,子どもにとっては十分に「昔」です。身近な大人の「昔話」は,とても興味をもって聞くことができます。是非,子どもの頃の話をたくさんしてあげていただきたいと思います。雪の降る夜は,「昔話」をするのにぴったりです。