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たなばた献立
今日の給食は、たなばた献立でした。子供たちは、学校栄養士のお話を放送で聞きながら味わっていました。
【学校栄養士のお話から】
今日は七夕です。たなばたは漢字で書くと,数字の七と夕方の夕の字を書き,しちせきとも読みます。伝説では年に一度,織姫と彦星が天の川を渡って会うことのできる特別な日といわれていますね。七夕は古くから行われている日本のお祭り行事で,1年間の重要な節句のひとつにも数えられています。7月7日の夜に願い事を書いた色とりどりの短冊や飾りを笹の葉につるし,星にお祈りをする習慣が今も残っています。
また今日は,太陽の動きに合わせて季節を24に分けた24節気のうちの,小暑という日にあたります。小暑は漢字で小さく暑いと書きますが,この時期から暑さがどんどんと強くなっていくという意味があります。また,暑さが本格的になってくると同時に,梅雨の終わるころでもあり,集中豪雨が多く発生する時季でもあるそうです。梅雨が明け,強い日差しとともに気温が一気に上がる時季のため,体調を崩しやすくなるころでもあるので,食欲も落ちやすいですが,しっかり食事を食べて,暑さを乗り切る体づくりをしていきましょう。
今日の給食の七夕汁は,天の川の様子やおりひめが布を織った際の糸に見立ててそうめんを入れた汁物です。黄色とオレンジ色の星型のかまぼこも入っています。デザートは,夜に輝く星のようにきれいな色の,日向夏のゼリーです。
最近は天気があまり良くないので,なかなか星を見ることができませんね。今はまだ雲がたくさん空に浮かんでいますが,夜には星が見られるといいなと願っています。
今日は夜空の星が見られないかも・・・という人は,七夕汁に浮かぶ星に願いを込めてみてはいかがですか?今日も,よくかんで,美味しく召し上がってください。