学校日記

十五夜さんの秋献立

【今日の献立】麦入りご飯、牛乳、焼き魚(ほっけ)、大根おろし、けんちん汁、おはぎ

 今日9月21日は,十五夜です。十五夜には,すすきや秋の七草を飾ります。秋の七草とは,萩(はぎ)・桔梗(ききょう)・葛(くず)・撫子(なでしこ)・尾花(おばな※「すすき」のこと)・女郎花(おみなえし)・藤袴(ふじばかま)で,春の七草はお粥にしていただきますが、秋の七草は見て楽しみます。尾花(すすき)には,魔除けの力があると言われています。
また,満月に見立てた月見団子15個と里芋など、秋の農作物や果物をお供えします。月見団子の形は、地方によって様々で,全国的にはまん丸のものが一般的のようですが、里芋のような形のもの,細長い団子に餡を巻いて雲のかかった月を表現したものなど、いろいろな種類があります。

 また,今日はお彼岸という事もあって,おはぎがデザートで出ました。9月23日の秋分の日を真ん中にした9月20日~26日は秋のお彼岸といって,ご先祖様を供養する日です。お墓参りをして,ご先祖様にぼたもちやおはぎをお供えすることで,供養するのが一般的です。亡くなった後も,のどが渇いたりお腹が空かないようにと,水や食べ物をお供えするそうですが,おはぎをお供えするようになった理由のひとつとして,小豆の赤は邪気を払う効果があると言われていることや、昔は貴重であった砂糖を使うおはぎをご先祖様にお供えすることで、感謝の気持ちを伝えるという理由があるようです。