文字
背景
行間
学校日記
宮っ子ランチ(秋の船頭鍋ランチ)
今日の給食は宮っ子ランチで「秋の船頭鍋ランチ」でした。江戸時代、鬼怒川は東北地方と江戸を結ぶ物流の大動脈として整備され、宇都宮にも鬼怒川沿いに河岸がつくられて大変賑わいました。年貢米を江戸に送るなど、鬼怒川が物資の運搬に重要な役割を果たしていたことを伝えるとともに、食材をおいしく食べるための先人の知恵を知ることのできる献立です。
【今日の献立】
ごはん:お米は100%宇都宮産のコシヒカリです。
鬼怒の船頭鍋:江戸時代、鬼怒川を行きかう船を操る船頭さんたちが、地元の食材をふんだんに使って食べていたと考えられる料理を「鬼怒の船頭鍋保存会」によって復元されました。
モロのから揚げ:海のない栃木県では保存性の高いモロが貴重な海の鮮魚として昔から利用されていました。
切り干し大根のポン酢あえ:保存性の良い食品は冬の交通の便が悪くなる北関東では重要な食品源でした。
牛乳:栃木県は生乳生産量が北海道に次いで全国第2位です。
梨ゼリー:梨は栃木県全域で生産されています。「にっこり梨」は栃木県オリジナルの品種で果実がとても大きく、貯蔵性も高いので正月ごろまで出回ります。