日誌

　本校は『①「感謝」「思いやり」の心を持ち、謙虚に学ぶ広い心を持つ生徒の育成　②生命の尊さを知り、自他の生命を尊重する心の育成』を重点目標に掲げ、学校スローガン「Keep going・生きる～一生懸命はかっこいい～」の下、あらゆる場面で「心の教育」を実践し、生徒のよりよい生き方につなげていくことを目指しています。

　そこで、１２月２４日（水）、千葉県富津市立吉野小学校 三浦貴子校長先生、袖ケ浦市立平川中学校 久島典子教頭先生、ならびに栃木県教育委員会、宇都宮市教育委員会の先生方をお招きして道徳の要請訪問を実施しました。１年４組で行われた授業（教材名：『裏庭の出来事』）では、多くの参観者に囲まれ適度な緊張感がある中、生徒たちは主人公の言動を通して自分自身と真剣に向き合っていました。自分の考えを堂々と発表したり、友人の意見に耳を傾けたりする姿は大変立派でした。授業後には本校教職員による授業研究会を行い、ICTの有効な活用法や指導の手立てについて意見交換し、授業改善に努めました。

　その後、教育委員会の先生方からの指導助言や三浦先生からご講話をいただきました。改めて、道徳の実践や校内道徳研究会を通して、生徒の見えていなかった一面の発見、変容を見た時の喜び、新たな指導法など、道徳の魅力に触れることができました。

【授業の様子】

【授業研究会の様子】

【三浦先生の講話】

　１２月２４日（水）、体育館にて高校受験事前指導を行いました。 いよいよ年が明けると、３年生は私立高校の入学試験に臨みます。この時期は誰もが必ず迎える人生の大きな節目であり、期待と不安が入り混じる時期でもあります。

　体育館に集まった３年生は、これまでの学校生活で培ってきた自信と自覚が見られました。背筋を伸ばし、真剣な眼差しで説明を聞く一人一人の凛とした姿からは、大きな試練を前にした覚悟と、確かな心の成長が強く感じられました。冬休みという最後の準備期間を経て、生徒たちが万全の状態で本番を迎えられるよう、ご家庭でも温かな励ましと健康管理へのサポートをよろしくお願いします。

　１２月１６日（火）の昼休み、サンタクロースに扮したALTが参加した生徒を対象に絵本の読み聞かせを行いました。 クリスマスシーズンにちなんだ物語を通し、生徒たちは生きた英語の表現やフレーズを自然な形で楽しみました。 視覚的な情報（絵）と文字を同時に追うことで、言葉の意味を推測する力が養われ、記憶の定着も期待できます。 こうした活動が英語への親しみだけでなく、異文化への理解を深めるきっかけとなることを願っています。

英語絵本:THE POLAR EXPRESS クリス・ヴァン・オールズバーグ作
特徴: 幻想的で美しい挿絵と、信じる心の大切さを描いた感動的なストーリーで、大人にも子供にも人気があるそうです。

　１２月１７日（水）、テレビ放送にて表彰を行いました。大会やコンクール等において「Keep going・生きる ～一生懸命はかっこいい～」のスローガンを体現し、素晴らしい成績を収めることができました。日頃の積み重ねが、大きな成果となって表れました。この喜びを糧に、今後もさらなる高みを目指して成長し続けていくことを期待しています。

　１２月１５日（月）２年生の学級で、情報モラル/デジタルシティズンシップ教育(※1)にかかわる授業を実践しました。授業の中で動画教材を用いて学習が進められ、生徒たちはソーシャルメディアを利用する際の自分や他者のデジタル足あとの影響について考えをまとめたり、そのよさを生かし社会への責任を考えた使い方を検討したりしました。
(※1)デジタル・シティズンシップ教育とは、安全に、責任をもって、相手を思いやりながら、デジタル機器を活用できるよう、児童生徒が自律的・公共的に判断し、行動できるようにするための教育(宇都宮市情報モラル/デジタル・シティズンシップ教育年間指導計画より抜粋)

 【学習活動の様子】