学校の様子

NEW 1学期が終了しました。

花丸今週の一人一授業の様子です。

 花丸10月6日(金)1学期終業式です。久々に全校生,体育館で一堂に会しての式となりました。
 会に先立って「宮っ子心の教育表彰」がありました。
 本市では児童生徒に規範意識や思いやりなど,豊かな心を育むため「宮っ子心の教育」を推進しています。
その中で,「宮っ子心の教育表彰・教育長奨励賞」を設け,本市の子ども達の行動規範である「宮っ子の誓い」~「きまりを守る素直な心」「よわい人をいたわる心」「美しいものを愛する心」「夢を抱いてやりぬく心」を実践している児童生徒を学期ごとに表彰しているものです。



  
受賞者
  
●終業式では,まず各学年代表から「1学期を振り返って」の発表がありました。その後,校長先生から以下のような話がありました。
・スクールモットー「前向きな気持ちをもって、粘り強く」そして生徒目標である①頑張る人②考える人③思いやりのある人を忘れず,お互いを思いやり,よく考えて行動し,粘り強く頑張ってきました。
・創立75周年記念式典の年にふさわしく「チーム清原」一丸となって,素晴らしい実績を残すことができました。
・アスリートの活躍を紹介し,「やれば(成長)できる」・挑戦し続けることが成長につながることを話しました。
・通知表を受け取る際,担任の先生からのアドバイスをしっかり聞き,この1学期を丁寧に振り返ってください。
振り返ることは,自分の成長を確かめることです。12日(木)に元気に会いましょう。


代表生徒の発表
     
校歌の指揮者・伴奏者です。

●担任の先生から通知表が渡されました。渡し方も担任によって様々です。


 
●私事で恐縮ですが,通知表をもらう時期になると必ず思い出すことがあります。私が小学校3年生の時の1学期末の通知表を手にした時のことでした。担任の先生がかわり,自分の努力不足から,大幅に成績が下がってしまいました。帰り道,何といって親に言いわけしようか考えに考えました。考え抜いたあげく,帰宅後,親に「今度の先生は通知表のつけ方がヘタだ!」と言いながら手渡しました。その後,父親から「馬鹿者,先生は教育のプロだ!自分の努力不足を先生のせいにするな,男は結果で勝負しろ!」と厳しく叱られました。
 その後,教師として通知表をつける立場になり,私もひょっとして生徒たちに「今度の先生は通知表のつけ方がヘタだ」と言われていたかもしれません…?
 ところで,教師の仕事の第一義は,すべての生徒たちに基礎学力を保障することです。ご存知のように現在は周囲との比較でなく,一人一人の生徒の到達度で評価する「絶対評価」になっています。授業中,教師が教えたことをしっかり身につけさせ,少しでも良い評定をつけてやりたいと願いつつも,そううまくいくものではありません。多くの生徒たちが,よく努力して,教えたことを着実に身につけていくのに対して,確かな学力が定着していない生徒がいることも事実です。具体的に言えば,観点別評価に「C」,評定に「2や1」をつけざるを得ない生徒たちです。生徒本人の努力不足といってしまえばそれまでですが,やはり,プロの教師として生徒の前に立つ以上,自分の努力不足であると受け止めて,指導力向上を目指し努力していかねばと考えます。なぜなら,プロは結果がすべてですから…。通知表は,生徒たちにとって「次学期の学習への励み」となるものであると同時に,我々教師にとっても,今学期の指導を反省し,「次学期への指導改善の指針」となるものでなければならないことを痛感させられます。
 また,通知表には学習面の評価とともに「行動の記録」として10項目の評価があります。これらの評価につきましては,日々学校生活をともに送っている我々教師も生活指導面の指導を反省・改善していくことはもちろんですが,ご家庭でもご指導方よろしくお願いいたします。
 私は親として、自分の子どもの持ってくる通知表の「行動の記録」10項目は親の「しつけ」が評価されていると受け止めてきました。