1 授業の科目ごとに先生が変わる
小学校のころは、家庭や図工、音楽を別にするとあとは担任の先生が全部教えてくれました。 ところが中学校になると9科目を9人の先生が受け持って教えてくれます。つまり、授業のたびに先生が変わるのです。理由は、中学校の授業は小学校より専門的だということです。各科目の先生の名前と顔を1日も早く覚えましょう。 | 
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2 中学校では英語が新しく登場する 中学で初めて習う科目が英語です。授業ではA、B、C・・・のアルファベットの読み方から始まって、book(本)とかdesk(机)といったような簡単な言葉から学んでいきます。そして、This is a book.(これは本です。)などのやさしい文章が最初のほうに出てきます。
「これまでぜんぜんやったことがないので、分かるかなあ?」という人がいるかもしれませんが、心配することはありません。先生は、なにも知らない人でもついてこられるように授業をやってくれます。
3 授業時間が少し長くなる
小学校では1回の授業が45分でしたが、中学校では50分です。そのために授業が長いなあと感じる人もいるでしょうが、早く慣れるようにしましょう。
休み時間は、次の授業の準備や特別教室や体育館、校庭などへの移動の時間です。のんびりと遊んでいる時間ではありません。
4 呼び方がかわってくる科目もある 小学校のときに勉強していた科目で、中学校になると呼び方が変わるものがいくつかあります。
まず、算数。これは「数学」と呼ばれるようになります。しかし、勉強内容が変わるわけではありません。教科書を見ると、小学校でやったこともたくさん出てきます。
とはいっても、やはり小学校よりは内容が高度で、授業の進み方も早いから油断はできません。ほかに、図工が「美術」に、体育が「保健体育」に、家庭が「技術・家庭」に、というように小学校のときと違う呼び方をされる科目もあります。
これらのほかに、道徳、学級活動などの時間も授業にふくまれます。