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中学校になると、各教科ごとに内容が深くなり、いっそう専門的になります。ずっと「わからない」状態にしておくと、そこから多くの所でつまずきやすくなってしまい、できない所が増えていってしまいます。わからない所をそのままにせず、理解することが必要です。そして、「前はできたのに忘れてしまった」というようにならないように、一度覚えたことを身につけることも大切です。 では、どのような『勉強法』が良いかというと、やはり「予習・復習」なのです。人の脳の覚えるメカニズムは「何度もくり返す」ことによって、自然にそのことを覚えます。基本的なことですが、このような方法が実は一番重要なのです。勉強量も大切ですが、何度もくり返すことも大切なのです。 |
そして、あくまでもこれを「毎日続けること」が大切です。不規則に勉強をすると、すぐ忘れてしまったり、解くスピードが速くならないなど、返ってやったことが無駄になってしまうことがあります。勉強することを習慣づけ、少しでも続けていくようにすることが大切です。
予習・復習といっても「勉強だから」といって、最初から多くやる必要はありません。第一に「勉強する習慣を身に付けること」が重要ですから、最初のうちはみっちりやるのではなく、さっと教科書を読み、授業でくわしい説明を受け、家などで10分でもノートや教科書を見返したり、宿題や問題集を解いたりするだけでよいのです。最初から多くやるとすぐに飽きて、失敗してしまいます。少しずつ勉強量を増やしていくことで、勉強する習慣がつき、もっとレベルが高い学習ができるようになるのです。
このように、「繰り返すこと」・「続けること」はとても大切なことです。
授業前
授業中
授業外
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社会は憶える事柄が非常に多くあります。まずは基本的な事項を覚えましょう!
基本事項のインプットとアウトプット(練習問題)の繰り返しのなかで,知識の量を増やすことに力を入れましょう。その上で、ことがらと事柄の「つながり」を考えるようにしよう。「なぜ」かを理解したほうが憶えやすいし、興味も湧いてきます。
A 地理───地図で 1 予習───学習することがらを知る。
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2 授業中───事実を確かめあって疑問の解決にあたる。
- どんなありかたをしているのか、何がどこにあるのか。(事実しらべ)
- どうしてこんなあり方をしているのだろうか。
- 今の状態は、前とくらべてどのように変わってきたのだろうか。
- どんな問題点があり、どのように解決しているのだろうか。
- どのように変わっていくのだろうか。←資料をもとに考える。
3 復習───ポイントの復習(書いて覚える。)
- 問題集を解く
B 歴史───年表で
1 予習───学習することがらを知る。
- 教科書を1回読む。 ※にも必ず目を通す。
- 事実を確かめる。「いつ、どこで、だれが、なにを、どうした」
- 疑問をもって授業にのぞむ。
2 授業中───事実を確かめあって疑問の解決にあたる。
- 事実しらべ。
- その原因は何だろうか。
- 結果はどうなったのだろうか。
- どんな影響があったのだろうか。
- どんな歴史的意味や意義があったのだろうか。《資料をもとに》
3 復習───ポイントの復習(書いて覚える。)
- 問題集を解く
算数から数学へ 小学校では算数といっていたのが、中学校では数学という言い方に変わりました。それでは、算数と数学はどうちがうのでしょうか。 (1) 積み上げていく教科である。 |
学年が進むにつれて、程度は高くなってきます。したがって、前の学年の内容がわからなければ、そのあとの学年の内容は理解できません。いろいろな知識が総合されないと解けない問題も多くあります。コツコツと長い時間をかけて努力しないと本当の実力はつきません。
(2) 理論を追う(考え方を表現する)教科である。
どんな問題を解くときでも、明確な理由をふまえて、筋の通った考え方・説明ができるようになることをねらいとしています。
小学校の内容と中学校の内容が途中で切れているわけではありません。今まで小学校で勉強した算数の内容がいろいろと発展して中学校の数学の内容になっています。ですから、小学校までの内容(かけ算九九、わり算、少数・分数の計算など)も、常にふりかえり、反復練習するなど、わかるようにしておくことが大切です。
学習の方法
さあ、中学生になったのだから、はりきって、数学にとりくんでみよう!!
① 勉強は毎日やること(効率的に毎日30分やる)
これによって、頭が数学に慣れ、新しい数学を受け入れる基礎ができてくること
になる。
② ノートと対話せよ
数学とは、考え方を表現する学問である。常にノートを用意し、自分の考え方を
書き表すと自分の弱点やまちがい箇所が明確にわかってくる。
- 数学を敬遠したりしないで、自分もできるのだという自信をもって努力しよう。そうすれば、難解な問題でも徐々に解けるようになり、次第に数学がおもしろくなってくるものです。
- わかるまで粘り強く考えよう。簡単にあきらめず関連のある既習事項などよく復習するなどして、粘り強く考えることが思考力を高めることになるのです。
- 紙と鉛筆をめんどうがらずに使おう。「こんな問題はやらなくても…」などと言わずに、必ず計算したり、図や表を実際に書いてみることが大切です。書くことによって、解決の糸口が見つかるものです。
- 一つの解決法だけでなく、角度を変えていろいろな方向から考えてみよう。応用力をつけるためにも類似問題で繰り返し練習することが大切です。
ノートの書き方
- (1)自分で予習したこと、授業で学習したこと、復習したことは区別して記入する。
・別冊法……予習帳、授業帳、復習帳
・コ-ナ-法……1冊のノ-トを区切る
- ノ-トのコ-ナ-を利用して、日付・ペ-ジ・問題の番号などは必ず書く。
- まちがった時は、その箇所を消しゴムで消さずに、赤または青など色ちがいのもので記入する。
- 重要なところは赤で書き、一目でわかるようにしておく。
- 内容が一目でわかるように矢印・記号・図・箇条書き・色鉛筆などを使い工夫する。
- 計算練習のしかた
──計算練習の六原則──
- 途中の計算は、とばさないで、くわしくかこう。
- まちがった計算は大切にしよう。消さないで、必ず残しておく。
- まちがったら、必ず原因を確かめて、正しくなおす。
- 計算用紙を使わない。ノ-トにはっきりかこう。
- 数式は、はっきり、わかるように、大きくかこう。
- ある程度のスピ-ドをつけよう。(速く、正確に!)
テスト
- 毎日の勉強、一問ごとの勉強をしっかりやっておこう。(完全マスタ-してテストに臨むこと)
- テストの結果は、自分の学力がどのくらいついたかを反省するのだから、できなかった 問題は必ずやり直してみることが大切である。
- テストの問題用紙をとじておいて、復習のために役立てるようにしよう。
◎ 予習 教科書を読み、何を学習するか、だいたいの 内容をつかんでおく。 ◎ 学校で 授業をしっかり受ける。
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◎ 復 習
- 教科書の見出しや、太文字で書かれた「ことば」をみて、内容を頭に浮かべ、紙に書いてみる。(紙に書くことができたら合格)
- 教科書・ファイルを見直し、わかるところと、わからないところをはっきりさせる。(マーカー等で印をつける。)
- わからないところ、疑問に思うところは次の日先生に質問する。
- テストはやっただけではだめ。やった結果できなかったところを必ず学習して、できるようにしていく、これを積み重ねていくことが大事です。
――さらに、問題集で問題を解き、自分の力をためし、整理することもたいせつです。
自主的な学習法 1 英語を学習する理由 英語を身につけながら、いろいろな国の人たちの生活の様子や物の考え方を知り、世界の人たちと仲良くおつきあいをしたり、力をあわせてみんなが幸せになれるようにするため。 |
2 中学一年生としての目標
- 基本的な英語を聞きとったり、話したりできるようになろう!
- 基本的な英語を読んだり、書いたりできるようになろう!
- 自分の考えを英語で言ったり、書いたりできるようになろう!
- 英語を勉強しながら、外国の人たちの生活の様子や物の考え方を知り、同時に私たち日本人や日本語の特徴にあらためて気づこう!
3 英語を身につけるには
聞く→まねする→くりかえし練習する→おぼえる→ 話してみる→英語で考えてみる→書く、 読む→身につく
※ 耳、口、目、手をしっかりと使おう!
- 耳を使って、英語独特の音声(発音、強弱、文のリズム・区切れ・上げ下げ)をよく聞く。
- 口を使って、大きな声(口先だけでなくおなかの底から出す声)で何度もくりかえして、まねする、話す、読む。
- 目を使ってどんな場面か、何について話しているのかをよく見る。
- 手を使って、何度も何度もくりかえして書いたり、身ぶり手ぶりをする。
4 英語の学習を楽しく進めていくためには
- まず第一に、英語に興味や関心を持とう。
- 先生や英語のCDの発音をよく聞こう。
- 大きな声で、元気よく、はっきりと発音しよう。
- 初めのうちはとても簡単だけど、油断していると、いつの間にかわからなくなってしまうので、いつまでも気を抜かずに取り組んでいこう。
- 習った英語を授業以外でも、実際に使ってみよう。
- めんどうくさがらず、自ら進んで読み書きの練習を、毎日しっかりと積み重ねていこう。
5 家庭での学習のやり方
予習
1年生の前半は復習に力を入れてほしいので、予習は次の時間に練習する英単語の意味を 調べてくるくらいで
よい。(教科書の最後のほうに辞書がついている。)
復習
- 教科書の各ペ-ジの下にでてきた基本の文を暗記して、書けるようになるまで練習する。(練習用ノ-トに5回以上)
- 新しくでてきた英単語をかけるようになるまで練習する。(練習用ノ-トに10回以上)【発音しながら書くと、早くおぼえられる。】
- 本文の読みの練習をする。(大きな声で5回以上)
- 各ペ-ジの絵だけを見ながら、本文が言えるようにする。
- 本文を練習用ノ-トに2回書く。【発音しながら書くと、早くおぼえられる。】
- おぼえた基本の文をまねして、自分のことや身のまわりのことを表現する。
- ワ-クなどの問題集をやって、その日に習ったことが身についたか確かめてみる。
6 さらに英語が得意になるには
- ラジオ(NHK第2)の基礎英語、英語のCD、テレビ(NHK教育)の英語会話などを利用して、毎日できるだけ多くの英語を聞いたり発音したりする時間を作る。
- 英語の学習は「習うより慣れろ」と言われている。がまん強く毎日最低30分は英語の学習時間を作る。
- わからないところは早めに先生や友達に聞いて、わからないことをためないようにする。
―――さあ、みんなでいっせいに英語の学習をスタ-トしよう!
どんなにつらくても途中であきらめるなヨ!―――
practice makes perfect.(練習は完全を作る)=「習うより慣れろ」
◎ 学校で
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◎ 家庭で
- いつも音楽に親しむよう心がける。
- 良い音楽にふれられるような機会を持つよう心がけよう。
- 学校で学習した曲は家庭でも歌ってみよう。
- 楽曲の特色・内容などについてまとめてみよう。
◎ 毎日の生活で
唇に歌を持て!(生活の中に歌を)
ジャンルにこだわらず、多様な音楽に触れ、楽しみましょう。
豊かな体験から豊かな感受性が生まれます。様々なことに興味をもって取り組みましょう。
※ 音楽は元来楽しくなくてはいけないもの。そして、私達の生活になくてはならないものです。
苦手意識を持たず、まず、頑張ってみましょう。
美術の学習は、次のようなねらいを持っています。 (1) 人間の基本的な表現欲求を充足させる。 表現したいというのは、人間の生まれ持ったもの。押さえられると、うつ病的になったり、感情が急に爆発したりする情緒不安定になる。 (2) 「美」の心が育つ。 「美」をあつかうのは美術だけ。美しさを追求する教科ということで、形と色の美しさを中心としながら、それだけでなく心の美しさ、自然の美しさ、人の行為の美しさ、思いやりの美しさを感じとれる人間になることをねらっています。 人間の美しいあり方、生き方の追求をします。 |
(3) 感性が深まり、情操が豊かになる。
情操とは、さまざまな感情を調和させ心の安定をはかるより高い感情。
(4) 色彩感覚、造形感覚を豊かにする。
色彩感覚や造形感覚は美術の授業で基本的にあつかうもの。色彩に関する基礎知識を
しっかりと身につけることが大切。
(5) 柔軟なものの見方、考え方や豊かな創造性が育つ。
創造性の原点は、想像力、直観力、発想力である。これらの力が豊かになり、人間性の幅、視野が拡大して
くる。
(6) 心情や考えを形象化(実体化)し、自己確認を深めることができる。
作品ができるということは、自分が生きてきた証拠が残ること、自分の分身みたいなものが何歳になってもそこ
に作品として残るということ。
(7) 造形によるコミニケーション能力が育つ。
言語、文字だけでなく、造形によるコミニケ-ションもある。絵で心が通じ合ったり、マ-クを作ることで、ことば
が通じない国でも皆わかるようになる。
(8) 個性の開発、伸長をめざす。
○ 一般的な心がまえ
なにごとにも本気になって取り組むことが大切です。
本気でやると不得意なものでも好きになってきます。
◎ 学校での授業の取りくみ方
- 誠実さが大切です。熱心な態度で最後まで作品制作にとり組み完成すること。
- 他人のまねにならず常に創意工夫し自分のものを表現すること。
- 学習係の連絡をよく確かめて、用具などの準備を忘れないこと。
- 課題を忘れずにやっておくこと。
◎ 家庭での心がまえ
- つとめて展覧会を見にいったり美術の本やテレビをみたりして美術に親しむ。
- 目にとまったものをかきとめておくようにするとよい。
自分の身体は自分で管理し、自分で鍛えるという考えでもって 生活できるようにすること。 ◎学校で 保 健
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・ 正しい知識を理解すると共に正しい技能を身につける。
・ 仲間とよくコミュニケーションをとりながら、積極的に体を動かす。
・ 自分の能力に合った課題を見つけ、解決に向け努力する。
◎家庭で
保 健
● 授業で学んだことを実生活で生かせるようにしよう。
● 健康や安全に対する話題を話し合う機会を作ってほしい。
体 育
● 数多く「生」のスポ-ツを参観できる機会を作ってほしい。
● 自分の体力や運動能力を自覚し、運動に親しむ機会を作ってほしい。
◎ 学習のねらい 生活に必要な技術や家庭の基礎的な知識の習得を通して、課題を持って 生活をよりよくして行こうとする生徒を育てる。 ◎ 学校で
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◎ 次のことを実行しよう。
学校で
- 授業をまじめに受け、その時間の学習内容をしっかり自分のものとして理解しよう。特別教室では、ルールに従って、用具や工具をていねいに扱うこと。
- 授業に必要な用具は、絶対に忘れないこと。
- 製作や実習の場合の後しまつは、係まかせにせず各自がきちんと行うこと。
家庭で
技術・家庭科は生活に関する疑問をもったらメモしてみよう。電気製品やコンピュータなど利用する機会があればどんどん挑戦してみよう。さらに家事を手伝うようにする。そこから学ぶことが非常に多い。