宇都宮市には、タイプの異なる2つの適応支援教室が設置されています。
利用に当たっては、教育センター相談室にて面接相談(予約制)を行い、本人の状態にあった支援の場を考えていきます。
なお、在籍校が作成する教育相談紹介状を、相談の当日に持参していただきますので、事前に学校の先生とよく相談してください。
各適応支援教室は、在籍校に籍を置いての通級となります。
お問い合わせ
「宇都宮市教育センター相談室」 tel 639‐4380
各適応支援教室について、もっと詳しく知りたい方は、以下をご参照ください。
● 不登校対応システムリーフレットVer5
● 不登校の子どもたちのための適応支援教室・相談学級ガイドブック
【適応支援教室「とらいあんぐる」】
今後に向けた支援の相談を行いながら、居場所として気軽に利用できる教室
対象となる子は・・・
● 気軽に通って自分のペースで過ごしたい子
● 気持ちの整理がつくまでの当面の居場所を求めている子
※他の子と同室できることが前提です。
支援の内容は・・・
● 自主活動を中心に、スポーツや室内ゲーム、他の教室との合同行事等を行います。
● 相談室でのカウンセリングやプレイセラピーは継続して行います。
ココをチェック!
● 6か月間を目安とし、状態により期間を延長します。
● 午前中のみの開設です。(合同行事の際には,午後の活動も設定)
【適応支援教室「まちかどの学校」】
小集団活動や、少人数でのゼミ活動、個別の活動など、一人一人の状態に合わせて活動できる教室
対象となる子は・・・
● 緊張が強く個別の活動から始めたい子
● 仲間と一緒に活動し、自信をつけたい子
● 自分のペースで少しずつ活動を広げていきたい子
支援の内容は・・・
● 学習や運動、創作活動や調理などを、教室での小集団や少人数のグループ活動、担当やボランティアとの1対1での活動で行います。
● 生活リズムの改善、学習、在籍校への登校など、各自の課題にチャレンジします。
● 自分のペースで参加できる ゼミ活動(学習、調理、卓球、犬とのふれあい等)を行っています。また、遠足や社会科見学などの行事もあります。
ココをチェック!
● 多くの市民ボランティアの方も、活動を支援します。
● 一人で静かに過ごせる学習室や、談話コーナーもあります。
● 年度末に一旦退級となりますが、継続通級もできます。