宇都宮市教育センターUtsunomiya city Educational Center
【ご存知ですか?】
近年注目されている身体疾患として「脳脊髄液減少症」があります。
これは,スポーツや交通事故などによる強い衝撃が原因で,脳脊髄液が漏れ出すことにより,頭蓋内の脳が沈み込み,その影響で頭痛やめまい,首の痛み,動悸,吐き気,全身のだるさ,不眠などの症状が引き起こされるものです。
横になって寝ている間は楽になり,起き上がると再び症状に襲われるケースや,横になって寝ている間も常時症状に襲われ続けるケースなど,その現れ方は人によって様々ですが,いずれの場合も,日常生活に大きな支障をきたします。
○ たとえば,不登校状態にある子どもで,上記のような症状が続くような場合は, 念のため,専門の医療機関を受診するとよいでしょう。
脳脊髄液減少症や医療機関に関する情報については,以下を参照ください。
【関連リンク】
● 学校におけるスポーツ外傷等の後遺症への適切な対応について(文部科学省)● 脳脊髄液減少症について(栃木県)● 特定非営利活動法人 脳脊髄液減少症患者・家族支援協会● 子どもの脳脊髄液減少症(脳脊髄液減少症支援の会・子ども支援チーム)