日記・出来事

NEW 「授業力向上」全体研修会を実施しました。

 11月22日(金)15:50~「授業力向上」全体研修会(「一人一授業」の公開及び授業研究会のまとめが行われました。
 ◎今年度の授業力向上のための研究テーマは
 「主体的・対話的で深い学びを取り入れた授業改善」です

 この日を迎えるために,全教員が授業を公開し,互いの授業を参観し合うとともに、指導の過程に沿った授業分析、授業研究会(「有効であった手立て」「生徒の様子」を記入した付箋を活用)を2回(9/30・11/8)行いました。
 本日は,授業研究会で作成したそれらの分析シートを基に,グループごとに取組の難易度や効果の高低を話し合いながらクロス表にまとめていきました。各グループごとに分析した内容を実物投影機で写しながら発表するなど教員同士で学び合うなど授業力の資質向上につながる有意義な研修となりました。
   各グループの発表後,学習指導主任から「一人一授業」の総括,研究テーマである「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業づくりについて提案を行いました。
 ○公開授業参観後の「感想」からみる取組の成果、参考になった手立て
 ○授業評価表から見る取組の課題
 ○学びの質を高めるために授業改善をどのように図るのか。
 【主体的な学び・対話的な学び・深い学び】の実現に向けた授業づくりとは。
 ・「何を指導するのか」ではなく,「どのようなことができるようになるか」,『ゴール』
  から授業構想をスタートさせること。
 ・「教師の学ばせたいこと」が「生徒の学びたいこと」になるよう,学習課題を提示する
  こと。
 ・生徒の思考を的確に見取ることが大切であること。
 ・指示した内容や活動が適切であるか判断するとともに,どうコーディネートに生かすか
  考えること。
 ・学びの深化を図る「振り返り」の充実を図ること。
などについての説明がありました。
 また,特別支援コーディネーターから,「主体的・対話的で深い学び」と「ユニバーサルデザインの授業」との関連として,「授業の中で生じたバリアを除くための工夫」や「授業中の視点」,新学習指導要領解説総則の中にある「障害のある生徒などへの指導」や「不登校生徒への配慮」についての説明がありました。
   最後に、副校長先生から,本校の「一人一授業」取組や教師の学び合いの姿のす素晴らしさ、今後もこの取組を継続し,研修を深めていってほしいとの話がありました。
    
           クロス表を有効活用した授業分析
  
   授業分析(効果の高低、難易度)に基づき各グループが発表しました。
 
  「授業力向上」、高め合い学び合う教職員集団づくりに努めていきます。
  
    今年度の取組の成果と課題をしっかりと精査し、来年度も「チームYOTO」
    教師一丸となって、授業力の向上や生徒の学力向上に努めていきたいと思います。